こちらはラボメンバー限定記事となります。


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九星学

【重要】blog移転のお知らせ
2015年の開始から20年に渡り毎日投稿を続けてきたこちらのblogですが、2025年2月24日をもって通常更新を終了しました。

現在はnoteにて新規アカウントを立ち上げ、相変わらず毎日19時のエントリーを続けています。



今後は上記にて、毎日の暦情報を受け取ってください。改めましてこれからもよろしくお願いいたします。


子育てや教育、人材育成の現場に、
やたら九星学を持ち出すのは危険です。


前途有望な若者や新人を相手に、
したり顔で才能や性格を決めつけ、
型に嵌めようとするのは、
非理論的かつ下品だからお勧めしません。


少なくとも、弊社ではそういう九星学の使い方をしません。


小さな子供の才能を見抜き、引き出し、
伸ばしてあげることが難しいのは良く分かります。


新入社員の育成や新人研修で、
日々、試行錯誤している担当者のご苦労も知っています。


教育職場での人材育成に限らず、
例えば両親にスマホの使い方を説明するのとか、
子供に社会のルールを教えるのとか、
道を尋ねられてルート説明をするのとか、
どれも難しいですよね、価値観や世代が違うし。


なかなか話が噛み合わなかったりして疲れます。


その噛み合わない感じって、
相手には相手なりの経験や常識があるからなんですよね。


どんなに若くても、ある程度の経験は積んでるもの。


そういう人格を持った相手に、
新しいルールや現場の常識を伝えるのって、
骨が折れて当然だと思います。


相手が自分より年上の新人なら、
なおさらげっそりします。


異なる世代や別々の成長環境の中で、
既にそれなりの人格形成を終えている人って、
実はあんま素直じゃないです。


そこで素直になれるほど無知じゃないし、
世間知らずでもないです。


異なる価値観や人生経験を持っていて、
良い悪いは別にして自分なりの信念・プライドがある。


そういう存在に対し、上司・親・教育担当者として、
伝えたいことがあった場合。


そこで、九星とか干支とか、
星座とか血液型だとかを持ち出すのは、
かなり危険だから、慎重にいきましょう。


それらの命術(命の術と書いてめいじゅつ)で、
相手を型にはめて制御しようとするのは、
完全に悪運のシナリオです。


そんなのでうまく行くなら誰も苦労しません。


藁にもすがる思いで、
何かヒントを手に入れたいと望む、
その一生懸命な気持ちは分かりますが、
命術ってそういうもんじゃないです。


これは九星学に限った話じゃないはず。


教育に関するマニュアルやフレームワークは、
ざっくりの目安にしかなりません。


正解なんて誰にも分かっていないです。


というか、全員に通じる、
たった1つの成功法則なんて存在しないから、
一人一人に対して試行錯誤するしかないんです。


じゃあ、九星学は一切なんの役にも立たないのか?


というと、もちろんそんなことはないです。


使い方や使い所というのがあります。


僕が教育現場で九星学を活かすとしたら。


1.会話のきっかけ
2.最初のとっかかり
3.試行錯誤の一歩めのヒント


この3つです。


その場面こそ、九星学の1番の活かし所です。

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