これは運のデザイン技術の話ではなく、
2025年度を迎える前に起こった弊社の実体験、
西欽也ドキュメンタリーのお話です。
西欽也が突然、免許を返納すると言い出しました。
2025年1月の土用中に。
そこまでには当然、様々な紆余曲折があるのですが、
とにかく土用前でも、土用が終わってからでもなく、
土用が始まってから、
『免許を返納する』
と言って聞かなくなりました。
僕はそこそこ強めに止めたのです。
免許返納はもっと先で良いと思っていたから。
運転をするかしないか、では反対してません。
車の運転が今年79歳となる彼にとって、
リスクになるのは100も承知しています。
何なら、5年以上前から、
出張での講座・鑑定を制限してきたし、
出張料金を上げてきたし、
外へ出ることのリスクを踏まえた作戦を、
色々と練ってきました。
だから、運転はもうしなくて良いです一生。
でも、免許を返納するかどうかは、
また別の話だと思っていたのです。
またそれを言い出すタイミングもあれだなと。
きっかけはどうであれ、土用中だし。
根回しも段取りも済んでないし。
ただ、本人の意思が固いので、
プライベートでは長男として、
またオフィシャルでは西企画代表取締役として、
家族と会社に最も負担が少なく、
かつ利益になるような方向で話をまとめようと、
動かざるを得なくなりました。
まず返納のタイミングを決定。
西企画創業37周年となる2025年2月10日。
そこはもう、僕が決めました。
土用中に思いついたことを、
土用中に実行するのがナシなのは基本として。
九紫火星の彼にとっては、
2024年よりは2025年の方がより吉。
中でも2月という繁忙の月が、
決断と実行には最適と判断して、
2月の節目の日を選びました。
そこは早々に確定したのですが、
そこからがまあバタバタしまして。
彼の顧問先の企業と、
受け持っている講座への連絡が必要です。
ウェブサイトの更新もしなくちゃならないし。
全ての人に西企画まで来てもらえるなら問題ないのですが、
どの顧問先も、どの講座も、鑑定のご依頼も、
これまで何十年も西欽也が車を運転して行っていたところばかり。
それが2月からはできなくなります。
顧問も講座も1月いっぱいで終了なんてのは論外です。
こちら都合での免許返納なのに、
2月から変更よろしくってわけにもいかないでしょう。
そういう急激な変化って、運によろしくありません。
変化は、徐々に段階的に進めるのが基本です。
だから、1月及び2月中はこれまでと変わらず、
こちらから先方に出かけるため、運転手の手配も必要です。
群馬県は電車移動がとても不便だし、
ハイヤーだと高速を使った遠方の往復だと、
かなり割高になります。
かと言って、急な話だから、
誰かを雇ってお願いするわけにもいかず、
主に僕が運転を担当することになります。
そこで僕のスケジュール調整も必須です。
さらに。
西欽也にことの次第を詳しく説明させ、
滑らかに作戦を遂行するのは無理だろうと考えました。
だから、そこは書面にて経緯や今後の説明をまとめ、
それを先方に渡し読んでもらった上で、
必要なところは口頭で本人に補足してもらう、
という方法で行こうと決めました。
各顧問先様及び講座受講者様へのお知らせ内容は以下の通り。
▽ここから▽
【西欽也の視力低下による免許返納のお知らせ】
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
さて 弊社西欽也は創業以来皆様より格別なご厚情を賜り今日まで各地ご訪問してまいりましたが
昨今急激な視力低下により 来る2025年2月10日をもちまして免許を返納することにいたしました
それに伴い 出張での鑑定及び会議を承ることができなくなります
多大なるご不便をおかけすることと存じますが 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます
ご来社いただいての鑑定やzoom・Skype・LINEなどのツールを用いたオンラインでのミーティングは
今後も変わらず継続いたしますのでご検討いただけますと幸いです
皆様の長年にわたる並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げるとともにますますのご健勝をお祈り申し上げます
まずは略儀ながら書面にてのご挨拶を申し上げます 謹白
2025年1月
△ここまで△
このお手紙を封筒に入れて本人に持たせ、
そこからは、各社訪問の日々です。
もう30年間、3代に渡ってお世話になっている、
恩義ある企業様もあったりするので、
そこは失礼にならないように慎重に。
また弊社会長である西欽也に恥をかかせないように、
ちゃんとしないとなと進めていくわけですが。
その前に、弊社スタッフ間で話し合い、
みんなで意思統一したのが、
『これで顧問契約解除、講座終了になっても、やむなし!』
ってことでした。
これを機会に終わりにしましょうとなったら、
そこは気持ち良く潔く区切りをつけ、
何かまた新しいことを考えようねと。
こればっかりは仕方なし。
どうしても我々の家業は引き継ぎってのが難しくて、
企業顧問はもちろん、鑑定も講座も、
西欽也がダメなら、じゃあ西敏央でよろしく、
ってわけにもいかないのが通常です。
暦を用いた吉凶鑑定、ただそれだけの話ならば、
誰がやっても同じなのでしょうが、
人の運を見るというのは、そういうことじゃないんですよね。
過去からの歴史を共有してきた信頼関係や、
話を聴くに足る人柄のようなものが不可欠。
そこは誰にも引き継ぎできないんですよね。
というわけで。
西企画における総売り上げの3分の1は、
西欽也の顧問料と講座講師料なものの、
そこがごっそり全部無くなっても、
誰のせいでもないし、誰も責めない!
でもその上で、必要としてもらえるならば、
あらゆる工夫を凝らしてご対応いたします、
という姿勢で未来を模索していこうと、
欽也も含め弊社スタッフ全員で確認・共有しました。
そんなこんなもあって、2025年1月の土用中は、
イレギュラーなことばかりで、
西欽也本人も含めて全員がバタバタしていました。
その不安定な感じは、土用が終わった今、
2025年が始まってからも、続いています。
何なら、免許返納のお知らせが、
全て終わっているわけではないので、
2月いっぱい、作戦遂行期間です。
ただ、今回の一連の流れで確信したことがありまして。
まず1つ目。
『重視すべき継続の見極めが肝心だな』
ってことです。
そもそも、僕が欽也本人の意思確認や、
各方面との調整で最も大事にしたのが、
『で、欽也はこれからどうしていくのか』
ってことでした。
家族としても、経営面でも、
西欽也が健やかに存在し続けることが、
何よりも大切な現在であり未来です。
免許の有無や車の運転の是非は、
実はどちらも手段でしかなく、
考えてみたら本質的問題ではないんですよね。
要は欽也が元気だったら、
全てはなるようになるというか。
今回の出来事を機に、改めて欽也に、
『もう79歳になるけど、これからどうしたいの?』
と尋ねてみたら、本人から、
『あと10年は元気に働いて社会貢献したい』
とハッキリ言質を取れたので、
じゃあ、車の運転はもうしない方が良いなと。
運転の有無に関係なく、
あと10年元気に働ける体制を、
今から着実に整えていかねばならない、
と、僕の心がスパッとそこで切り替わりました。
だからこそ、会社の体制・方針を、
切り替えることも即決できました。
そのことでのリスクとか面倒とかは瑣末。
要するに、欽也が健やかであり続けること、
その継続性こそが何よりも優先すべき、
家族と会社の共通課題です。
その具体的な準備は、
じっくり時間をかけていきますが、
その方向でいこうというのはもう、
瞬間的に確定しました。
欽也が元気で働くき続けることが大切なのであって、
車の運転を続けるかどうかが要点じゃないってわけです。
そんな風に、重視すべき継続は、
いったいどこなのかを見誤らなければ、
2025年の課題である継続は、
自然と達成できるなと腑に落ちたのが1つ目の確信です。
次に2つ目の気づきなのですが。
顧問や講座の打ち切りを覚悟した上で、
各地に僕自身が運転手をし、
直接お伺いを立てた結果、
実は、ほとんどの企業・講座が継続になったのです。
じゃあ、zoomに切り替えましょうとか。
MicrosoftのTeamsっていう、
会議専用ツールを試してみましょうとか。
講座がオンラインに切り替わるなら、
これまで参加できなかった人も一緒に受講できるかも、
なんて思わぬ展開だとか。
やはり西欽也には直接会議に参加して欲しいから、
会長自ら送迎してくださるとか。
オンライン会議への切り替えは、
ちょうど検討していたから、
この機会にしっかり設備投資して体制を整えます、
なんてお申し出をいただいたりとか。
そんな願ったり叶ったりというか、
この上なくありがたい反応をいただきまして。
こちらからの、
『今後も顧問や講座を続ける?終える?』
というご提案に対して、
続け方のご提案というか、
続けるための方法の話へと、
いつの間にか問題がすり替わっているというか。
これは、西欽也も相当嬉しかったみたいで。
欽也を現地に送る車の中は、
割とどんよりというか、シリアスというか、
『もう、この場所に、来ることができません』
と告げるための訪問なので、表情も重めで、
なのに、帰りの車ではホクホクというか。
表情も声も明るくなって。
人って認めてもらえると声も顔も変わるんですね。
特に西欽也にとっては、
これまでの何十年もの継続を認められた上に、
これからもよろしくって言ってもらえて、
顧問をする、講座をする、という自分の役割はそのままに、
これまでとは異なるやり方で、
その役割を継続することができるという未来が始まって。
彼が次の段階に移行した瞬間というか、
運が切り替わった現場に立ち会えました。
変わったんですよ、それで、運が。
これには、ワッと思いまして。
これ自分のことだったら、
そんなふうには感じられなかったはずです。
親子とはいえど他人のことだから、
その場面転換というか、
ネクストステージへの段階がよくわかりました。
これが2つ目の気づきです。
継続って、何を重視すべきかの見極めはもちろんとして、
続け方を変えることで、続くこともあるんだなと。
発端は、免許の返納であり、車の運転の終了です。
そこだけを切り取れば、
継続が大事になる2025年において、
逆行してるというか、継続していないことになります。
そうなんです。
2025年の全員共通の課題は、
土台整備のための継続なんです。
過去から続いてきたこと、
続けてきたことを、
どう続けるかなんです。
それなのに、運転の終了は、
『あれ?やめていいの?』
ってことにもなるはずなんです。
でも、西欽也の人生とは、
車を運転することが目的じゃなかったわけです。
西欽也の存在価値とは、
顧問先や講座会場に行くことじゃなかったわけで。
西欽也は創業以来、約40年の労働を通して、
引き続き顧問と講座をよろしく、
って言ってもらえる価値を提供してきたんだなと。
そのために、これまでの働き方を辞めて、
これからの働き方を模索していくのは、
それ、終了とは言わず、変化だよなと。
もっといえば、変化という手段を使った継続だなと。
彼は免許を返納し運転をしない、
という続け方を選んだんだな、
ってところが、とても意味のあることだなあと、
この一連の流れの中でとても感心しました。
感心したというか、例えばそういうのが、
2025年の継続らしい継続だと発見しました。
この出来事が起こる前から、
西欽也自身が言っていたのが、
『続けたいことがあったとしても、これまでと同じ方法じゃ続かない』
ってことです。
また、僕が別の言葉でみんなにご提案してきたのが、
『継続とは緩やかな変化のことである』
ってフレーズです。
続けるべきことは何か?他に続け方はないか?
『やること』と『やりかた』を混同していないか?
同じやりかたにばかりこだわっていないか?
大切なことを続けるために必要な、
卒業・廃止・区切りを避けていないか?
そんな自問自答の先にあるのが、
本当の継続なのかもしれません。
というわけで。
西欽也は2025年2月10日をもって免許返納。
創業から37期目より、出張は基本なし。
ですがこれからも、変わらず、
これまで通りに西欽也としての存在価値で、
お役に立っていけるよう、精進します。
本人はLINEもzoomもSNSも、やる気満々です。
改めまして、これからもよろしくお願いいたします。
それでは☆
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2025年度を迎える前に起こった弊社の実体験、
西欽也ドキュメンタリーのお話です。
西欽也が突然、免許を返納すると言い出しました。
2025年1月の土用中に。
そこまでには当然、様々な紆余曲折があるのですが、
とにかく土用前でも、土用が終わってからでもなく、
土用が始まってから、
『免許を返納する』
と言って聞かなくなりました。
僕はそこそこ強めに止めたのです。
免許返納はもっと先で良いと思っていたから。
運転をするかしないか、では反対してません。
車の運転が今年79歳となる彼にとって、
リスクになるのは100も承知しています。
何なら、5年以上前から、
出張での講座・鑑定を制限してきたし、
出張料金を上げてきたし、
外へ出ることのリスクを踏まえた作戦を、
色々と練ってきました。
だから、運転はもうしなくて良いです一生。
でも、免許を返納するかどうかは、
また別の話だと思っていたのです。
またそれを言い出すタイミングもあれだなと。
きっかけはどうであれ、土用中だし。
根回しも段取りも済んでないし。
ただ、本人の意思が固いので、
プライベートでは長男として、
またオフィシャルでは西企画代表取締役として、
家族と会社に最も負担が少なく、
かつ利益になるような方向で話をまとめようと、
動かざるを得なくなりました。
まず返納のタイミングを決定。
西企画創業37周年となる2025年2月10日。
そこはもう、僕が決めました。
土用中に思いついたことを、
土用中に実行するのがナシなのは基本として。
九紫火星の彼にとっては、
2024年よりは2025年の方がより吉。
中でも2月という繁忙の月が、
決断と実行には最適と判断して、
2月の節目の日を選びました。
そこは早々に確定したのですが、
そこからがまあバタバタしまして。
彼の顧問先の企業と、
受け持っている講座への連絡が必要です。
ウェブサイトの更新もしなくちゃならないし。
全ての人に西企画まで来てもらえるなら問題ないのですが、
どの顧問先も、どの講座も、鑑定のご依頼も、
これまで何十年も西欽也が車を運転して行っていたところばかり。
それが2月からはできなくなります。
顧問も講座も1月いっぱいで終了なんてのは論外です。
こちら都合での免許返納なのに、
2月から変更よろしくってわけにもいかないでしょう。
そういう急激な変化って、運によろしくありません。
変化は、徐々に段階的に進めるのが基本です。
だから、1月及び2月中はこれまでと変わらず、
こちらから先方に出かけるため、運転手の手配も必要です。
群馬県は電車移動がとても不便だし、
ハイヤーだと高速を使った遠方の往復だと、
かなり割高になります。
かと言って、急な話だから、
誰かを雇ってお願いするわけにもいかず、
主に僕が運転を担当することになります。
そこで僕のスケジュール調整も必須です。
さらに。
西欽也にことの次第を詳しく説明させ、
滑らかに作戦を遂行するのは無理だろうと考えました。
だから、そこは書面にて経緯や今後の説明をまとめ、
それを先方に渡し読んでもらった上で、
必要なところは口頭で本人に補足してもらう、
という方法で行こうと決めました。
各顧問先様及び講座受講者様へのお知らせ内容は以下の通り。
▽ここから▽
【西欽也の視力低下による免許返納のお知らせ】
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
さて 弊社西欽也は創業以来皆様より格別なご厚情を賜り今日まで各地ご訪問してまいりましたが
昨今急激な視力低下により 来る2025年2月10日をもちまして免許を返納することにいたしました
それに伴い 出張での鑑定及び会議を承ることができなくなります
多大なるご不便をおかけすることと存じますが 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます
ご来社いただいての鑑定やzoom・Skype・LINEなどのツールを用いたオンラインでのミーティングは
今後も変わらず継続いたしますのでご検討いただけますと幸いです
皆様の長年にわたる並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げるとともにますますのご健勝をお祈り申し上げます
まずは略儀ながら書面にてのご挨拶を申し上げます 謹白
2025年1月
△ここまで△
このお手紙を封筒に入れて本人に持たせ、
そこからは、各社訪問の日々です。
もう30年間、3代に渡ってお世話になっている、
恩義ある企業様もあったりするので、
そこは失礼にならないように慎重に。
また弊社会長である西欽也に恥をかかせないように、
ちゃんとしないとなと進めていくわけですが。
その前に、弊社スタッフ間で話し合い、
みんなで意思統一したのが、
『これで顧問契約解除、講座終了になっても、やむなし!』
ってことでした。
これを機会に終わりにしましょうとなったら、
そこは気持ち良く潔く区切りをつけ、
何かまた新しいことを考えようねと。
こればっかりは仕方なし。
どうしても我々の家業は引き継ぎってのが難しくて、
企業顧問はもちろん、鑑定も講座も、
西欽也がダメなら、じゃあ西敏央でよろしく、
ってわけにもいかないのが通常です。
暦を用いた吉凶鑑定、ただそれだけの話ならば、
誰がやっても同じなのでしょうが、
人の運を見るというのは、そういうことじゃないんですよね。
過去からの歴史を共有してきた信頼関係や、
話を聴くに足る人柄のようなものが不可欠。
そこは誰にも引き継ぎできないんですよね。
というわけで。
西企画における総売り上げの3分の1は、
西欽也の顧問料と講座講師料なものの、
そこがごっそり全部無くなっても、
誰のせいでもないし、誰も責めない!
でもその上で、必要としてもらえるならば、
あらゆる工夫を凝らしてご対応いたします、
という姿勢で未来を模索していこうと、
欽也も含め弊社スタッフ全員で確認・共有しました。
そんなこんなもあって、2025年1月の土用中は、
イレギュラーなことばかりで、
西欽也本人も含めて全員がバタバタしていました。
その不安定な感じは、土用が終わった今、
2025年が始まってからも、続いています。
何なら、免許返納のお知らせが、
全て終わっているわけではないので、
2月いっぱい、作戦遂行期間です。
ただ、今回の一連の流れで確信したことがありまして。
まず1つ目。
『重視すべき継続の見極めが肝心だな』
ってことです。
そもそも、僕が欽也本人の意思確認や、
各方面との調整で最も大事にしたのが、
『で、欽也はこれからどうしていくのか』
ってことでした。
家族としても、経営面でも、
西欽也が健やかに存在し続けることが、
何よりも大切な現在であり未来です。
免許の有無や車の運転の是非は、
実はどちらも手段でしかなく、
考えてみたら本質的問題ではないんですよね。
要は欽也が元気だったら、
全てはなるようになるというか。
今回の出来事を機に、改めて欽也に、
『もう79歳になるけど、これからどうしたいの?』
と尋ねてみたら、本人から、
『あと10年は元気に働いて社会貢献したい』
とハッキリ言質を取れたので、
じゃあ、車の運転はもうしない方が良いなと。
運転の有無に関係なく、
あと10年元気に働ける体制を、
今から着実に整えていかねばならない、
と、僕の心がスパッとそこで切り替わりました。
だからこそ、会社の体制・方針を、
切り替えることも即決できました。
そのことでのリスクとか面倒とかは瑣末。
要するに、欽也が健やかであり続けること、
その継続性こそが何よりも優先すべき、
家族と会社の共通課題です。
その具体的な準備は、
じっくり時間をかけていきますが、
その方向でいこうというのはもう、
瞬間的に確定しました。
欽也が元気で働くき続けることが大切なのであって、
車の運転を続けるかどうかが要点じゃないってわけです。
そんな風に、重視すべき継続は、
いったいどこなのかを見誤らなければ、
2025年の課題である継続は、
自然と達成できるなと腑に落ちたのが1つ目の確信です。
次に2つ目の気づきなのですが。
顧問や講座の打ち切りを覚悟した上で、
各地に僕自身が運転手をし、
直接お伺いを立てた結果、
実は、ほとんどの企業・講座が継続になったのです。
じゃあ、zoomに切り替えましょうとか。
MicrosoftのTeamsっていう、
会議専用ツールを試してみましょうとか。
講座がオンラインに切り替わるなら、
これまで参加できなかった人も一緒に受講できるかも、
なんて思わぬ展開だとか。
やはり西欽也には直接会議に参加して欲しいから、
会長自ら送迎してくださるとか。
オンライン会議への切り替えは、
ちょうど検討していたから、
この機会にしっかり設備投資して体制を整えます、
なんてお申し出をいただいたりとか。
そんな願ったり叶ったりというか、
この上なくありがたい反応をいただきまして。
こちらからの、
『今後も顧問や講座を続ける?終える?』
というご提案に対して、
続け方のご提案というか、
続けるための方法の話へと、
いつの間にか問題がすり替わっているというか。
これは、西欽也も相当嬉しかったみたいで。
欽也を現地に送る車の中は、
割とどんよりというか、シリアスというか、
『もう、この場所に、来ることができません』
と告げるための訪問なので、表情も重めで、
なのに、帰りの車ではホクホクというか。
表情も声も明るくなって。
人って認めてもらえると声も顔も変わるんですね。
特に西欽也にとっては、
これまでの何十年もの継続を認められた上に、
これからもよろしくって言ってもらえて、
顧問をする、講座をする、という自分の役割はそのままに、
これまでとは異なるやり方で、
その役割を継続することができるという未来が始まって。
彼が次の段階に移行した瞬間というか、
運が切り替わった現場に立ち会えました。
変わったんですよ、それで、運が。
これには、ワッと思いまして。
これ自分のことだったら、
そんなふうには感じられなかったはずです。
親子とはいえど他人のことだから、
その場面転換というか、
ネクストステージへの段階がよくわかりました。
これが2つ目の気づきです。
継続って、何を重視すべきかの見極めはもちろんとして、
続け方を変えることで、続くこともあるんだなと。
発端は、免許の返納であり、車の運転の終了です。
そこだけを切り取れば、
継続が大事になる2025年において、
逆行してるというか、継続していないことになります。
そうなんです。
2025年の全員共通の課題は、
土台整備のための継続なんです。
過去から続いてきたこと、
続けてきたことを、
どう続けるかなんです。
それなのに、運転の終了は、
『あれ?やめていいの?』
ってことにもなるはずなんです。
でも、西欽也の人生とは、
車を運転することが目的じゃなかったわけです。
西欽也の存在価値とは、
顧問先や講座会場に行くことじゃなかったわけで。
西欽也は創業以来、約40年の労働を通して、
引き続き顧問と講座をよろしく、
って言ってもらえる価値を提供してきたんだなと。
そのために、これまでの働き方を辞めて、
これからの働き方を模索していくのは、
それ、終了とは言わず、変化だよなと。
もっといえば、変化という手段を使った継続だなと。
彼は免許を返納し運転をしない、
という続け方を選んだんだな、
ってところが、とても意味のあることだなあと、
この一連の流れの中でとても感心しました。
感心したというか、例えばそういうのが、
2025年の継続らしい継続だと発見しました。
この出来事が起こる前から、
西欽也自身が言っていたのが、
『続けたいことがあったとしても、これまでと同じ方法じゃ続かない』
ってことです。
また、僕が別の言葉でみんなにご提案してきたのが、
『継続とは緩やかな変化のことである』
ってフレーズです。
続けるべきことは何か?他に続け方はないか?
『やること』と『やりかた』を混同していないか?
同じやりかたにばかりこだわっていないか?
大切なことを続けるために必要な、
卒業・廃止・区切りを避けていないか?
そんな自問自答の先にあるのが、
本当の継続なのかもしれません。
というわけで。
西欽也は2025年2月10日をもって免許返納。
創業から37期目より、出張は基本なし。
ですがこれからも、変わらず、
これまで通りに西欽也としての存在価値で、
お役に立っていけるよう、精進します。
本人はLINEもzoomもSNSも、やる気満々です。
改めまして、これからもよろしくお願いいたします。
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身近な偶然の必然をつぶやいています。
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