本年度最後の土用が始まります。


繁忙の1月の冬土用です。


『ところで土用？は？なに？』


という方は、お時間のあるときに、
以下の様々なエントリーにお目通しを。





立春前、冬の土用は、


★開始：2025年1月17日(金) 06時15分頃
★終了：2025年2月03日(月) 23時15分頃

※ゆうきこよみ2024 p18参照


というのが暦の上での基準です。


2月3日の23時15分頃というのは、立春です。


この立春を目印に、
春という新しい季節を迎えるまで、
暦の上では季節の変わり目です。


世の中では2月2日を節分として、
そのタイミングで豆まきだ恵方巻きだと騒ぐはずですが、
2月2日はもちろんのこと、
翌日、2月3日の朝を迎えても、そこはまだ土用です。


新しい季節は来てないです。


お昼ご飯を食べる頃もまだ土用です。


仕事を終えて帰宅して夕ご飯を食べても、立春はまだです。


2月3日23時15分頃になってようやく立春です。


でもそれってもう多くの方が、
お風呂に入って眠りにつく頃です。


だから、実質、2月3日は、
朝から晩までずっと土用だ、
と思っておいた方が良いです。


で、僕たちが眠っている間に立春がやってきて、
朝、目が覚めたころに、
新しい季節が始まっているという感じ。


そしたら今度は2月4日から、
土用明けの天啓探しが始まります。


今季の土用期間はそんな感じです。


閏年の影響もあって少しイレギュラーなので、
忘れそうな方は普段使いのスケジュール帳にメモを。


季節ごとに異なる注意事項は以下の3つです。


※ゆうきこよみ2024 p18参照

1．火事

火の不始末による小火・火傷・火災。


この火の災いはもう、
フライング土用で危険信号が出てます。


原因は様々で、不審者による放火の場合もあれば、
不始末もあるし、コンセントの劣化とか、
暖房器具の設置ミスとかもあり得ます。


また、火の災いは物理的な炎だけでなく、
精神的な炎上騒ぎのリスクもあります。


SNS上での軽率な発信による炎上もあれば、
芸能ゴシップに便乗しての誹謗中傷とか、
火のないところに煙が立つとか、
後先考えず勢いで放つ売り言葉に買い言葉とか。


とにかく火事で心も体も火傷します。


どの災いも慎重に理性的に振る舞えば、
大袈裟にならず、何なら燃え上がる前に、
未然に防げる災難です


仮に燃えてしまったとしても、
丁寧な対応でそれ以上の延焼を防げます。

2．非難

みんなが無遠慮になり、
良くも悪くも言動がストレートになるのが、
2025年1月の運勢です。


土用前から衝突しやすい条件が整っています。


それが土用中にさらに激しくなると、
悪口や非難・批判と受け取られるような、
トラブルの火種が口から湧いて出ます。


職場では、物事の背景や経緯を無視した、
率直すぎる発言が飛び交ったり。


お互いの立場を無視した、
遠慮のない言い分・意見・要求を、
各自がぶつけ合ったり。


犯罪まがいの悪質なクレームで、
ビックリしたりガッカリしたり。


なんだかんだ見逃されてきた、
セクハラ・パワハラ・カスハラが表面化したり。


とにかく、自分も他人も、口は災いの元です。


下手な口出し無用だし、
自分は危ないなと思ったら、
黙ってやり過ごすのも賢い選択です。

3．極端

根回しや準備がない状態で、
一か八かの賭けに出るのは凶です。


『ここまでに何もできていないんだから、
もう何をしても意味がない』


とか言わないで、可能な根回しと準備をした上で、
無難な範囲で、できることをやるのがいいです。


自分の実力や余力を計算しないまま、


『とにかくやるしかない』


って強引に動き出すのも変です。


とにかくやるしかないのは良いとして、
ちゃんと下調べや計算はしましょう。


そこで考えることや工夫することを、
いきなり放棄しちゃうのは不自然だし、
全てを投げ出すのも大袈裟過ぎます。


中途半端が嫌だからと、
無理な二者択一を自分や他人に迫るのは、
完全な悪運のシナリオです。


どんな状況であったとしても、
その時点での良い塩梅の落とし所を探すのが、
運の良い大人のマナーです。


例えば、お米を炊くのに失敗して、
炊飯釜の底を焦がしてしまったとします


そしたら、失敗したからと、
お鍋ごと全部投げ捨てるんじゃなくて、
また、もう2度と米なんて炊かないって、
ガッカリするんじゃなくて。


焦げてないところを掬って食べましょうよ。


次からもう少し気をつけて米を炊きましょうよ。


リスクや不備に気付いたなら、
見なかったことにせずに立ち止まって、
その時点での情報と体力で、
できることをやりましょう。


それが、完璧な正解じゃなかっとしても、
それは間違いなくその時点での最良の最適です。

土用を苦にせず運を動かすために

2024年度の土用は運が動く繁忙期と重なります。


土用中でも、運は動いて縁は繋がるし、
自ら運を動かすのに、
ちょうど良いチャンスでもあります。


ただし、土用中の思いつきや衝動は、
残念ながら土用の不安定な作用を受けてしまうので、
おとなしくしておいた方が無難です。


これは、土用中はとにかく全部やっちゃだめ、
ずっとおとなしくしてろ、
なんて乱暴な話がしたいわけではないです。


何の準備も計画もないまま、
土用中に突然思いついて、
土用中に即実行するような、
衝動的な決断や投資はやめた方が無難だよ、
って意味です。


これは別の言い方をすると。


土用前までに予定・予約・予算を組んでおいたことなら、
土用中でも実行して大丈夫って話です。


土用前に話し合いや下調べや、
約束や根回しを済ませておいたことは、
土用のことを気にせず実行して良いって意味です。


土用前スケジューリングがしっかりしていたら、
土用中も自由に伸びやかに運を動かせるし、
縁を繋げられるというわけです。


2025年1月は2024年4月の最重要期間に次いで、
大切となる重要期間だから、
土用を恐れず毎日を充実させた方が良いです。


土用の不安定な作用を苦にせず動きまくるためには、
土用が始まるギリギリまで、
土用中の運をデザインして吉です。


成り行きに任せず、
どこへ行くか、誰に会うか、何を買うか、
自分で想定を重ねて、
自分でスケジュールを練りましょう。


それでは☆


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