好みや向き不向きって、
物事の成果や仕事の適性、
また人と人との相性に強く関わるものでしょう。


自分に合っているか、合っていないか。


それって、人生を決定づける尺度のような気がします。


ただ、だからと言ってそればかりを意識してしまうと、
今度は選択が偏り過ぎちゃって、
人生がバランスを崩します。


暮らしが不安定になります。


仕事も人間関係も安定しないので、
計画や予定が立てにくくなります


明日がどうなるかも分からない、なんて状態では、
1年12ヵ月のスケジュールを組むことさえ難しくなります。


それってかなりよろしくない運の状態です。


人は好きなことだけを選んでも、
運は良くならないです。


これは、みなさんご存知の通りです。


嫌いなことを全て避けられたら運が良くなるか、
っていうと実はそうでもないのです。


この考え方を陰陽学とします。


★好きと嫌い
★向きと不向き
★必要と不必要
★理想と現実


そこの兼ね合いを意識しながら、
上手に帳尻を合わせることで、運が良くなります。


でもそれって、難しいです。


だって、僕たちはそもそも、向き不向きのある、
なんでもありではない、偏った存在だからです。


自分の感覚や価値観だけに頼って生きていると、
どうしても偏りが出きてしまいます


これは仕方のないことです。


だから、暦を利用します。


そこで、暦が役に立ちます。


それが、暦の存在意義とか利用価値だったりします。


例えば、運勢ってやつは、
2年連続・2ヵ月連続で、
同じことを大切にしろって言わないです。


今年は右、来年は左、
前のときもあれば、後ろのときもある。


そうして、ぐるりと定期サイクルで、
色んなことを大切にしましょうね、
っていうのが運勢の仕組みです。


これ、方位学もそうです。


例えば吉方位ですが、9年かけて360度八方位が、
全てが吉なるように循環しています。


1年で全部の方位へ行けとか言わないし、
9年間、一度も吉方位にならない場所ってないです。


3年周期で交際も仕事も学習を頑張れって書いてあるし、
9年に1度、家電を見直せって言うし、
3ヵ月ごとに土用注意しろって言います。


暦のサイクルは、吉日も季節も常に一定です。


人の価値観・能力・都合などお構いなしです。


その代わり、定期的循環が守られ、
だからこそバランスが整います。


バランスが整っているから、
ずっと遠い未来まで計算・先読みすることができます。


7日後は今日と同じ曜日だし、
70日後も700日後も7000日後も、
同じ期間と頻度で同じ曜日がぐるぐる巡ってきます。


そんな暦のサイクルを意識しながら生きていると、
人生が偏り過ぎるのを防ぐことができるから、お勧めです。

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