運をひらくには運を動かす必要があります。


そこでは思考より行動を求められます。


このことを、


『運は動より生じる、運動の法則』


とします。


よく考えて、長く考えて、
慎重に動くべきときもあるけれど、
結局は行動しないも運も動きません。


大げさな話、とにかく体を動かしさえすれば、
その行動が間違っていても、
無駄手間であったとしても、
運は動きます。


ただし、間違った行動は人を疲れさせます。


摩擦や衝突が増えるので、
かなりの体力を求められます。


無駄手間も同じで、
お金・時間・労力に相当の余裕がないと、
運は動くものの、疲弊・消耗の方が大きくて、
費用対効果は低いです。


だから、


『とにかく何でもいいから、動きさえすればいいんだ』


みたいな極論は、さすがに反対します。


ただ、今ここで言いたいのは、
頭で考えているだけよりも、
体を動かした方が、運は動くってことです。


そして。


行動を起こす際の疲弊や消耗、摩擦衝突は、
根回しをしたり準備をしたり、
事前調査をしたりすることで、減らせるものでしょう。


家を建てるには設計図や段取りが整っていた方が良いし、
お料理を作るにはお買い物や下ごしらえがあった方が楽です。


運を動かすときも同じで、
そこに目標設定や行動計画があると、
無駄を減らして消耗を防ぐことができます。


妄想計画では運は動かないけど、
行動計画によって効率と効果を上げることができます。


計画を実行に移すタイミングの見極めは強く運に影響します。


ここまでは、恐らく納得してもらえるはずです。


でしょうねって話です。


問題はここからです。


運をより効率的・効果的に動かす上で、
目標を立てましょう、計画を練りましょう、
って言うけれど、じゃあ、


→何をしたら良いのか？
→いつやるのが良いのか？
→どうやるのが良いのか？


それらは、人によるし、状況にもよります。


『何をしたら運が動くか』


の正解なんて、実は誰も知りません。


だから正解を調べてから動こうとするのは、
後手に回る恐れあり。


ここ、さじ加減が難しいところです。


ある程度の想定や準備は必要だけど、
正解を狙いすぎるとチャンスを逃します。


そこで運を動かせる人は、
目標も予定も計画も、
ある程度のところまでで区切りをつけて、
そこからはとにかく数をこなす行動の方に移行します。


『ここから先は、やってみなくちゃ分からない』


という思考と行動の線引きが上手なんです。


思考のみでは運が動かない以上、
どこから行動に移るのかの判断が必要になります。


その、


『どこからは行動にシフトするか』


の目安として、暦が役に立ちます。


そういう視点で、


★吉日
★吉時期
★吉方位
★土用
★助走・繁忙


などを利用してみると、
スケジュールを立てやすくなります。



効率的・効果的に運を動かす（行動する）ために、
どこまで目標設定・行動計画を整え、
どこから実際の行動メインにしていくのか、
その流れをざっくり推測することができます。


結局、何だかんだ言って、
行動できてる人は運が動くし、
それでそのうち運はひらきます。


行動計画や動かざるを得ない状況、
または動く気になる予定やイベントがあれば、
運は動きます。


不調時は遠回りすることもあるし、
経験が浅いうちは失敗も多いけれど、
それでも動いていれば運はひらきます。


あとは、消耗や浪費を抑えるために、
どこまで考えて、どこから動くか、
この線引き・さじ加減です。


そこを暦から読み解けるようになると、
運のデザインがさらに捗ります。


それでは☆


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