思い立ったが吉日とか言うけど、
そんな都合の良い日はないです。
暦の世界に、
『思い立ったが吉日』
とかいう吉日は存在しません。
吉日というのは思い立つものではなく、
定期的に巡ってくるサイクルで、
一生涯分がすでに確定しています。
思いつき閃くことで、
新たに生み出される吉日はないです。
それでも世の中では、
『思い立ったが吉日だから』
ってセリフが使われること、
けっこうあるでしょう。
あれって、自分の無計画性を正当化しつつ、
不安な気持ちを誤魔化そうとしてんだろうな、
って思いながら聞いてます僕は。
それが理論上、正しい吉日じゃないことは、
当人が重々承知だからなおさら、
『これは吉日、きっと吉日』
って言い聞かせなくちゃならないというか。
悪く言えば、自分を丸め込むための言い訳というか。
でも、残念ながら、というか当然ながら、
思い立ったときに準備もなく動いたところで、
運が良くなるわけがありません。
仮にそれが上手くいったところで、
それって一時的な丁半博打で、
常に反対側には失敗のリスクがつきまといます。
そう言う生き方はサスティナブルではないし、
リスクを抱えたスリリングな選択は、
ヘルシーじゃないから疲れます。
一方で。
本物の勝負師や有能な経営者は、
勝てない勝負はしません、というか、
勝てる勝負ができるようにお膳立てします。
ものすごく、とても、しっかり準備します。
感情とか想像とか感覚的な要素を減らし、
計画を練り、段取りを整え、足並みを合わせて、
ここぞという大切な場面に挑みます。
そのための手段として、
ゴールの日や決断・投資のタイミングを、
予め目安として定めます。
そこで吉日を利用することもあります。
しかも、優秀な人ほど、
ぱっと見では分からないほどさりげなく、
さらりと目立たず地盤を固めます。
自分が地味にコツコツ積み重ねている様を、
SNSでいちいちアピールしたりとかしません。
僕たちが目の当たりにするのは、
そうやって万全の下ごしらえを済ませた後の、
決断や実行・達成の場面だけです。
そこで迷いなく勝負ができる様を表面的に切り取って、
『今、思いついたかのように動いてる』
って誤解するのは危険です。
彼女らや彼らは、もう十分に考えてきたし、
迷ってきたし、練習をしてきた上で、
スパンと動いているだけなので、
『だから私も思い立ったが吉日でいこう』
とか勘違いしちゃうと痛い目をみます。
ただ、そう言う意味で言うなら、
実は思い立ったが吉日が成立する条件が、
1つだけありそうなんです。
どういうことかというと。
確かな根回しと準備を日々積み重ねてはいるものの、
どうしても踏み出すタイミングだけ、
見つけられなかった、という状態の人が、
意図せず計画外にたまたま、
自分の希望に合ったTPOを見つけて、
『これは!今だ!ここしかない!』
とピンときたなら、それは、思い立ったが吉日です。
迷わず踏み出すべきだと思います。
今しかない、と思える自分を信じても、
全く問題ありません。
そこでは、思い立ったが吉日なんて言い訳も不要です。
もう準備は整っているのだから、
あとは踏み出すきっかけがあれば良いわけで。
つまり。
十分な準備を伴っている閃きであるならば、
その実行をひらめきに任せても、
思い立ったが吉日とは言いません。
成功者って、突発的に動いているように見えて、
実は成功するに足る十分な経緯が、
見えないところに隠されているものです。
突発的に動いている様だけを真似しても、
同じ結果にはなり得ません。
パズルのピースが足りてないのです。
あの人達の表面的な勢いや、
直感っぽく見える言動に惑わされないように注意。
真似するのはそこじゃない。
いつチャンスが来ても良いように、
僕たちも地味に運をデザインしていきましょう。
それでは☆
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暦の世界に、
『思い立ったが吉日』
とかいう吉日は存在しません。
吉日というのは思い立つものではなく、
定期的に巡ってくるサイクルで、
一生涯分がすでに確定しています。
思いつき閃くことで、
新たに生み出される吉日はないです。
それでも世の中では、
『思い立ったが吉日だから』
ってセリフが使われること、
けっこうあるでしょう。
あれって、自分の無計画性を正当化しつつ、
不安な気持ちを誤魔化そうとしてんだろうな、
って思いながら聞いてます僕は。
それが理論上、正しい吉日じゃないことは、
当人が重々承知だからなおさら、
『これは吉日、きっと吉日』
って言い聞かせなくちゃならないというか。
悪く言えば、自分を丸め込むための言い訳というか。
でも、残念ながら、というか当然ながら、
思い立ったときに準備もなく動いたところで、
運が良くなるわけがありません。
仮にそれが上手くいったところで、
それって一時的な丁半博打で、
常に反対側には失敗のリスクがつきまといます。
そう言う生き方はサスティナブルではないし、
リスクを抱えたスリリングな選択は、
ヘルシーじゃないから疲れます。
一方で。
本物の勝負師や有能な経営者は、
勝てない勝負はしません、というか、
勝てる勝負ができるようにお膳立てします。
ものすごく、とても、しっかり準備します。
感情とか想像とか感覚的な要素を減らし、
計画を練り、段取りを整え、足並みを合わせて、
ここぞという大切な場面に挑みます。
そのための手段として、
ゴールの日や決断・投資のタイミングを、
予め目安として定めます。
そこで吉日を利用することもあります。
しかも、優秀な人ほど、
ぱっと見では分からないほどさりげなく、
さらりと目立たず地盤を固めます。
自分が地味にコツコツ積み重ねている様を、
SNSでいちいちアピールしたりとかしません。
僕たちが目の当たりにするのは、
そうやって万全の下ごしらえを済ませた後の、
決断や実行・達成の場面だけです。
そこで迷いなく勝負ができる様を表面的に切り取って、
『今、思いついたかのように動いてる』
って誤解するのは危険です。
彼女らや彼らは、もう十分に考えてきたし、
迷ってきたし、練習をしてきた上で、
スパンと動いているだけなので、
『だから私も思い立ったが吉日でいこう』
とか勘違いしちゃうと痛い目をみます。
ただ、そう言う意味で言うなら、
実は思い立ったが吉日が成立する条件が、
1つだけありそうなんです。
どういうことかというと。
確かな根回しと準備を日々積み重ねてはいるものの、
どうしても踏み出すタイミングだけ、
見つけられなかった、という状態の人が、
意図せず計画外にたまたま、
自分の希望に合ったTPOを見つけて、
『これは!今だ!ここしかない!』
とピンときたなら、それは、思い立ったが吉日です。
迷わず踏み出すべきだと思います。
今しかない、と思える自分を信じても、
全く問題ありません。
そこでは、思い立ったが吉日なんて言い訳も不要です。
もう準備は整っているのだから、
あとは踏み出すきっかけがあれば良いわけで。
つまり。
十分な準備を伴っている閃きであるならば、
その実行をひらめきに任せても、
思い立ったが吉日とは言いません。
成功者って、突発的に動いているように見えて、
実は成功するに足る十分な経緯が、
見えないところに隠されているものです。
突発的に動いている様だけを真似しても、
同じ結果にはなり得ません。
パズルのピースが足りてないのです。
あの人達の表面的な勢いや、
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