未来の予兆が現れるときって、


『これが自分の未来だ！』


とハッキリ自覚できること、少ないと思います。


未来に付き合うことになる人。


未来に役立つことになる情報。


未来に就くことになる職業。


それらと出会った瞬間に、ピンとくる人って、
かなり限られた少数派の例外だと思います。


何なら、これまで散々ピンときながら、
ことごとく外してきた経験を踏まえて、
自分を信用できなくなっている人も少なくないはず。


『これは運命の人だ！』
『この情報は本物だ！』
『この仕事は天職だ！』


と思って選びながらも、実際はそうじゃなかった、
という勘違い、みんな1度や2度じゃないはずです。


だから、仮に何か感じることがあったとしても、
あまり過剰反応してしまうと判断を間違えます。


勢い余って余計な被害を増やしたり、
理想と現実のギャップが大きくなったりします。



起こる出来事に未来を感じたとき、
または来る連絡に縁を感じたときは、
変に直感や運勢を持ち出さず、


『これってもしかしたら今後の方向性になるかもな』
『これからの課題になるのかもな』
『まあ、実際のところは、知らんけど』


という、力を抜いた態度の方が、
不真面目に見えて実は正当というか、
運と向き合う態度としてはバランスが良いと思います。


少なくとも、そういう意識で過ごしていれば、
偏りのない冷静な視野を維持できます。


通常は、ピンとくると視野は狭まります。


狭まるというか、そこにレンズがフォーカスされて、
周辺の情報がぼやけてきます。


その結果、勘違いに気づくのが遅れたり、
感情的な判断で暴走したりします。


いわゆる、


『周りが見えなくなる』


という状態です。


それは避けたいです。


暦を読むものとしては、直感に頼るより、
客観的な視点で運の流れを把握すべきです。


そのためにも。


『知らんけど』


と半ば無責任というか突き放した態度は、
とても役立つと思います。


それでは☆


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