凶時期に行動を起こす人は、
凶時期まで行動を起こさなかった人です。


凶時期より前に行動を起こせたなら、
それは吉時期を活かせたということです。


凶時期にやっちゃいけないことを考える前に、
吉時期にやるべきことをやるのが、
運のデザインの基本です。


運のデザインとはスケジューリングのことです。


スケジューリングとは目標・予定・計画を組み合わせ、
自分らしく行動することです。


そこでは具体的な動きが求められます。


何をどれだけ考えられたかよりも、
結局、何をしたかの方が、
運に大きな影響を与えます。


こればっかりはもう、


『運は動より生じる』


という運動の法則により決まっています。


つまり、要するに。


運のデザインとは、行動のデザインです。


大げさな話、動くことさえできるなら、
どんな予定を立てようが、どう計画を組もうが、
それは立派な運のデザインです。


ただし。


指先ひとつ動かすだけで運も動くか、
というと、現実はそんなに甘くありません。


また、何事にも効率ってものがあって、
効果的な働き方・暮らし方ってあるでしょう。


そう考えると。


最小限の手数で最大限の成果を得るために、
どう目標・予定・計画を組み合わせていくか。


その技術の1つが、
ゆうきこよみを用いた運のデザイン方法です。


その見所の1つとして、時期の吉凶と、
凶時期の対処方法があります。


開運ドリルワークショップ2025においては、
課題2番目に登場する大切な技術です。

▼開運ドリルワークショップ2025カリキュラム

10月01日 課題0．運のデザイン前のデッサン
10月08日 課題1．理想の吉方位計画と凶方位の移動計画
10月15日 課題2．時期の吉凶と凶時期の対処方法
10月22日 課題3．10年間の暦の先読み(2025-2034)
10月29日 課題4．2024年の目標設定
11月05日 課題5．12ヵ月間の行動計画
11月12日 課題6．土用を活かした運のデザイン
11月19日 課題7．大吉日の把握とスケジューリング
11月26日 課題8．仕事運を軸とした運のデザイン
12月03日 課題9．健康運を軸とした運のデザイン

時期の吉凶は、予定を立てるのに、
最も分かりやすい目安だと思います。


一般的には、吉時期の決断・実行・投資が吉で、
凶時期に大きな行動を起こすのは凶、
という認識でしょう。


で、基本的にはそれで間違っていません。


でも僕の経験上、なぜかみんな、
吉時期を避けるようにして行動を起こすんです。


転職・転居・結婚・離婚・借金・投資、
独立起業・自動車の購入・スマホの機種変、
などなどなど、、、


滅多にしないような、たまの大きな決断を、
わざわざ吉時期を避け、
凶時期を選ぶようにやる方が、
ちょっと不自然なくらいに多くて、
さてこれはどういうことなんだろうと、
いつも不思議に思っていました。


でも、講座や鑑定の中で、


『ねぇ、不思議ですよねえ』


で済ませるわけにはいかないじゃないですか。


だから苦し紛れに、


『凶時期には、行動を起こしたくなる、という運勢があるんです』


ってことで、注意喚起してきました。


でも、運のデザインをご提案するようになってから、
少し考えが変わってきまして。


向こう10年間の中、凶時期って、
実はとても少ないんです。


ざっくり数えてみると、人生を90年間としたら、
その中で凶時期は18年間だけです。


つまり、人生において、
凶時期が占める割合は​20%程度です。


（正確にはそれ以下です）


別の言い方をすると。


人生とは、5分の4の割合で吉時期です。


なのになぜ多くの方が凶時期になると行動を起こすのか。


その理由は、無計画による怠惰だと思っています。


やらなくちゃならないことを、
いつまでもやらなかった結果、
よりによって凶時期にやることになる。


行動のタイミングの問題ではなくて、
行動しなかったことが原因による、
タイミングの問題なんだと思うのです。


凶時期に行動を起こす人は、
凶時期まで行動を起こさなかった人です。


そしてそれは、行動を起こすことによって、
防げる歯車のズレです。


そのために必要なのは、


→吉時期にだけ行動する
→凶時期には絶対行動しない


なんて堅苦しいルール設定ではないです。


『凶時期になる前に行動する』


ただ、それだけです。


凶時期になる前は、長い吉時期が続いています。


人生の5分の４は吉時期だから、
そこで行動をするだけで、
自然と凶時期の決断を減らせます。


やるべきことが片付いた状態で凶時期を迎えられます。


凶時期になる前にもうすでに、
転職も転居もスマホの機種変も、
済んでる状態になっているから、
凶時期に行動を起こしようがないのです。


これが、運のデザインです。


そのためには、目標・予定・計画が必要です。


凶時期には何をやってはいけないかなんて、
本来、学ぶ必要がない余計な知識です。


その前に行動を済ませるために、
目標を立てて、予定を組んで、計画を練れば、
僕たちは基本的に、
行動することだけを考えて生きていけば良いのです。


まあ、とは言え。


凶時期に、どうして必要な決断って、
現実的には意外といっぱいあります。


いろんな事情で、凶時期じゃないと、
実行不可能な転職や転居もあります。


でも、それだって、予定・計画により、
軌道修正は可能です。


吉時期の仕切り直しによって、
流れを調整することができます。


吉時期と凶時期を、
運のデザインに取り入れようと思ったら、


→吉時期に動かねばならない
→凶時期に動いてはいけない


というマインドは邪魔です。


それでは判断を誤ります。


吉時期も凶時期も、どちらも動く理由です。


動いた人だけが運を動かすことができます。


そのために、1年12ヵ月のスケジュールを練るのが、
開運ドリルでも2番目の課題として取り組む、
時期の吉凶と凶時期の対処方法です。


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ただ、開運ドリルに頼らなくても、
ゆうきこよみの中には、
時期の吉凶を掲載してあります。


その気になれば、5年後・10年後の凶時期も分かります。


その前に、行動を起こす。


そのために、目標を設定し、
予定を立て、計画を練る。


それが、運をデザインするってことです。


それでは☆


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