運の知識を呪縛にしてしまう人は、
その呪縛を解くプログラミングを、
事前に済ませておくのが安心です。


どういうことかと言うと。


★時期の吉凶
★方位の吉凶
★運勢
★九星
★地相と家相


などなど。


他にも色々ある様々な運の知識は、
専門家でも把握しきれないくらい沢山あって、
その全てを気にし始めると、
だいぶ不自由になります。


1つや2つだったらまだ良いのですが、
あれもこれもとなるといつの間にか、
運の情報によって自分らしさが、
制約を受けるようになります。


気づいたらがんじがらめに縛られて、
自分の個性や希望などは棚上げされ、
運の知識の奴隷のようになってしまう、
なんてことも割と少なくありません。


僕だって気をつけて向き合わないと、
それが果たして自分の意思なのか、
それとも暦の奴隷になっているだけなのか、
分からなくなってしまうこと、たまにあります。


同じようなご経験のある方、多分いると思うのです。


これは運の知識を学ぶ人が陥りやすい罠なので。


自分が自分の意思で動いているのか、
それとも、教科書の理屈とか、
正しくあらねばという義務感みたいなものに
操られているだけなのか、
境界線がわからなくなっちゃう感じ。


そういうのって、
学びの過程で誰もが一度は通る壁だと、
僕は思っています。


実際のところ、運の知識が、
人生の重荷になることはあり得ません。


もう既になってしまっているとしたら、
それは誤った学び方による誤解のせいです。


『吉とか凶とか言ってたら何もできない』


って知識を無視しようとするのも誤解です。


何もできない、なんてことはないからです。


そこで、そういう誤解を防ぐための防波堤として、
1つ、良いバランスの取り方をご紹介します。


理論上の理想の選択と、
現実的な無理のない選択の間で、
迷うことになったときは、
現実を優先するのが無難です。


理論上の理想を迷わず選択できるとしたら、
おそらくその道は、現実的に無理がないってことでしょう。


だったら、そのまま進めば良いとして。


もしも迷い踏みとどまってしまうような理想だとしたら、
そこには何らかの現実的な負担や不具合や不自然が、
いくつか立ちふさがっているはずです。


そんなとき、僕は迷わず、
より負担や不具合の少ない、
無理なく進める現実的選択肢の方を優先します。


その方が、運の知識を呪縛にしないで済むからです。


そこで、そういう割り切りができない人って、
欲張りだったり、完璧主義者だったりするのではなく、
真面目な方が多いです。


運の知識で大儲けしてやろうなんて、
浅ましいことを考えているわけじゃなくて、


『こうせねばならない（こうしてはいけない）』


と無自覚に自分を追い込んじゃう、
誠実な方が多いのです。


だから、その真面目なご自身の性格に対して、
僕は訴えかけるわけです。


『不自然な理想より、自然な現実を優先して吉』


って。


そのパターンや論理的思考を、
事前にプログラミングしておくことで、
いざというとき、ロジカルに判断できるはずです。


『はい、こういう場面では、現実優先が吉』


って事前に判断をしておくことで、
自分のシステムエラーを防げます。


このお話は、性格とか向き不向きの話ではなく、
技術的な方法論です。


いつか、運の吉凶を呪縛にしてしまうときが、
僕たちにはきっときます。


そこで、自分を呪縛から解放するためのプログラムとして、


『迷ったときは、より無理のない現実的な選択肢優先』


という知識を学んでおけると、安心です。


それでは☆


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