ゆうきこよみmonthlyに掲載した、
356日の幸運レシピは、
地味ながらかなり力を入れている、
僕にとって大切なメッセージです。


2024年で48歳になる僕が、
日本人男性の平均寿命である、
81歳まで生きるとして残り33年。


日数に変換すると12,045日。


それぞれの日に仮に3回食事を取るとして、
僕に残された食事の機会は36,135回。


これを、意外に多いと感じるか、
それとも少なく感じるのかは、
どの側面から見るかによっても、
変わってくるのでしょう。


そこで僕はこう考えるのです。


あと36,135回、運を良くするチャンスがある。


食事を通して、1日3回、
1週間で21回、1ヵ月で約90回、
そして一生においてあと3万回以上、
運を上げる機会が残っている、そう考えます。


吉方位へ行けなくても、
吉家相の家に住めなくても、
吉時期に転職・転居できなくても、
僕には後3万回のチャンスが残されている。


これは素晴らしいことだと思います。


人の心・体・魂は、食べたもので作られます。


良いものを食べればよくなるし、
悪いものを食べれば悪くなります。


これは贅沢すべきという意味ではないし、
添加物をとってはいけないという意味でもないです。


じゃあ、どういうことなのか?


そのヒントになるのが、幸運レシピです。


僕たちの365日は、
縁や仕事や情報の影響も受けますが、
日々の食事によっても確実に変化していきます。


何を食べるかは、どう運を上げるか、
という日常的サイクルです。


そういう意識、通常はあまりないはずです。


若い人は特にそう。


子供の頃は、全く無関心でもおかしくない。


あと、海外の人にとって、
食の優先順位は低いと聞きました。


どうでも良いわけじゃないけれど、
その他の欲求と比べると、
食は後に回されがちという統計を見ました。


逆に。日本人の食べ物の優先順位は、
世界で最も高いそうです。


日本人にとって食とは、
特に運に影響する要素だと考えられます。


『何を食べるか』


と、


『どんな運になるか』


の関連性は実は太古の昔から考えられ、
取り入れられてきました。


縁起の良い食べ物もあれば、
悪い食べ物がある、ってことで、
冠婚葬祭とか、儀式とか、戦争のときに、
食べるべきものと避けるべきものを、
区別してきたという歴史があります。


さらに、春夏秋冬の四季がある日本においては、
1年の流れを食と結びつけ、
いつ何を食べるのが適しているのか、
旬という基準で判断する文化もあります。


これらは全て、暦の知識と直結してきます。


節句やお盆・お彼岸・お正月で、
食べるものはある程度、決まってきます。


春を生きるための栄養素や、
夏の疲れに効く食材や、
秋ならではのおいしさとか、
冬だからこその調理方法だとかが、
確かにあるわけです日本には。


これらすべてをまとめ、
365日に散りばめたのが、
ゆうきこよみに記した幸運レシピです。


それがどういうもので、
どうヒントにすれば良いかは、
ゆうきこよみのp85に掲載されているので、
時間があるときにでもご一読ください。


僕たちは、毎日の食事を通して、
実は毎日、運にアプローチすることができます。


3食すべてを神経質に管理する必要はなし。


たまには手を抜くべきだし、
暦など無視して、食べたいものを、
ただただ直感的に選ぶことも大切です。


でも、


『何を食べるかとは、どんな運を選ぶかってことだよ』


という意識は、暦を通してみんなに伝えたいメッセージです。


それでは☆


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