色んな理由で、


『ちゃんと供養ができていない』
『供養に回す余力がない』
『自分では供養が難しい』


とあきらめかけている方へ。


もしもその理由が怠慢だとしたら、
まあ確かにかける言葉はございません。


一方で。


その理由が、


→お金や時間などの余力の欠如
→病気や怪我などの不具合
→他家と比べての劣等感


だったとしたら。


あきらめる必要はなさそうです。


お金と時間がなくても供養は可能だからです。


病気や怪我の治療を優先した方がご先祖様は喜ぶからです。


他所と立派さを競う意味がほとんどないからです。


中でも特に！


★昔の人達と同じやり方をしなくちゃいけない
★葬儀屋や仏具店の料金表の高い方が正解
★古い伝統や格式に従わないとバチが当たる


などは完全に誤解です。


というか。


古い格式に則った、
昔ながらの正解を、
そのまま完コピするのは、
現代において難しくて当然です。


それは心がけとか人格の問題ではありません。


昔の人だって、今の僕たちのような、


→現代的なライフスタイル
→多様なビジネススタイル
→地方の過疎化や一族の核家族化


など、条件が同じだったら、


『いや昔のような供養の仕方は無理！』


って言います。


昔のやり方は、昔だからできたのであって、
昔の人が全員立派だったからではありません。


本来の供養とは、
豪華な設備も立派な念仏も、
絶対条件ではありません。


その場で手を合わせたり、
美味しい食卓を囲んだり。


それこそが基本です。


もっと究極的に言うと。


子孫が健やかで幸せに生きることこそ、
ご先祖様にとっての何よりの供養です。


年忌法要のたびに仕切り役を押し付け合ったり、
誰がお金を出すのかで揉めたりすることを、
ご先祖様は望んでいません。


というわけで。


供養に関して変なハードルを設定し、
それで自ら首を絞めている方。


早々にその障害を外し、
無理なくできる方法や、
無理なく支払える金額を、
改めて考え直して吉。


上記に関して、どうしても不安ならば、
供養の専門家である僧侶や神官さんに、
このエントリーを読み上げて、
ほんとかどうか直接確認してみてください。


それでは☆


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