暦の上でのそもそもの恋愛とは。


『自分に足りないものを埋め合わせる片割れとの縁』


です。


それが七赤金気を軸にした考え方。

P135:07七赤

色々な縁がある中で、特に、


『自分の人生を成立させる片割れとの出会い』


に影響するのが恋愛運です。


ちなみにその片割れは、人だけとは限りません。


異性だけとも限りません。


同性のこともあれば、
モノや場所、趣味や遊びのこともあります。


いずれの場合も、その片割れによって、
自分の人生が成立します。


自分の能力や役割だけでは足りないのです。


その足りないパズルのピースを引き寄せ、
埋め合わせるのが、恋愛運です。


また恋愛運は、出会いの有無だけでなく、


『自分に足りない何かを補うパートナーとの関係性』


にも作用します。


恋愛運が良いと、
片割れとの出会いに恵まれるだけではなく、
そのパートナーとの関係が良好になります。


恋愛運が悪いと、片割れとの出会いが減り、
その関係性も悪化します。


それって、恋人と仲良くなれるだけではありません。


片割れが仕事だった場合は、
仕事との関係性が良好になります。


片割れが道具だった場合は、
道具との相性がしっくりきます。


そして、さらにもうひとつ。


恋愛運と密接に関係するのが、
『好き』という感覚です。


恋愛運とは好きの原動力です。


恋愛運が良いと、好きの精度や感度が上がります。


一方、恋愛運が悪いと、その精度が落ち、感度が鈍ります。


だから、自分の不足を埋める片割れが見つからないまま、
原因不明の不平不満を抱え、
間違った別の何かでその埋め合わせをしようともがき、
どんどん自分らしさを見失っていきます。


最後に。


恋愛運とは加齢と共に衰えます。


というか、単純に能力が低下するというだけでなく
様々な経験を経て、良くも悪くも現実を見て、
色んなものをあきらめながら、
恋愛運以外のモチベーションで、
暮らしをやりくりするようになります。


大人になる過程で、


『好きだの嫌いだの言ってらんないよね』
『ドキドキとかワクワクより安定でしょ』
『現実はそんなに甘くも楽でもないし』


と、色んな正当性で自分を納得させながら、
目の前の日々を効率的にこなしていくようになります。


そうして、好きな人も、好きなモノも、好きな場所も、
少しずつ見失っていきます。


これは、恋愛運が悪いというよりは、
恋愛運が足りない状態です。


大人が陥る、恋愛運欠乏症という感じです。


以上を踏まえて。


1度、恋愛運をおさらいします。


恋愛運とは、足りない片割れとの出会いや、
その対象との関係性に影響します。


また、恋愛運とは、
好きの精度や感度にも深く関わります。


そして大人になる過程で多くの人は、
恋愛運欠乏症になります。


ここまで、よろしいでしょうか。


では、本日の本題へ。


若い人は、好きなものを見つける運や、
それと出会う縁に恵まれています。


だから、放っておいても、
好きな人や好きなことに力を使えます。


暇っていうのも重要だと思います。


保護者に守られながら、
日々の暮らしに切羽詰まらず、
自由な時間を持て余せるので、
大人より恋愛しやすいのかもしれません。


芸術と恋愛は暇じゃないと成立しにくいのです。


歳をとると良くも悪くも、
『好き』に割く運と縁が減るため、
放っておくといつの間にか、
好きじゃない人やことに囲まれて、
つまらなくなります。


それって、ある程度は仕方のないことなのでしょう。


でも、残念ながら、つまらないのは凶です。


つまらない環境や、
つまらない作業は、
人の運を停滞させます。


好きを手に入れた人は、
プラスαの原動力を手に入れたことになります。


それは、寝ないでも頑張れる力だし、
頼まれないでも工夫できる意欲だし、
ときに実力以上の壁を乗り越えられる、
成長の情熱です。


対象が人であろうが物であろうが関係なく、
好きなものがあるというのは素敵な幸運です。


それを、子供達や若者だけの、
専売特許のように扱い、


『大人はそんなこと言ってられない』


などと、あきらめ手放してしまうのは惜しいです。


むしろ、大人にこそ必要な、
人生を充実させるための、
必須エネルギーが恋愛運です。


恋愛運とは、若い恋人同士が、
くっついたり離れたりするためだけの運ではありません。


婚活や合コンやナンパだけに役立つ、
一時的な享楽のように受け止めてしまうのは誤解です。


それは夫婦の縁にも影響があるし、
また余暇や余生の充実度にも強く関わります。


恋愛運に恵まれた人は、
好きを原動力に楽しく仕事をし、
面白く家事をし、嬉しく物の手入れをします。


好きだから苦労は少なく、
好きだけに上手です。


成長に伴い、


『大人になる』
『大人しくなる』
『落ち着く』


というのは、基本的には運の良いことです。


けれど、それと引き換えに、
恋愛運をあきらめ、好きを手放し、
つまらなさを当然のことと受け入れてしまったら、
残念ながら幸運と良縁は目減りします。


つまらなさとは、
実感以上に運を曇らせ停滞させる、
厄介な凶作用です。


大人になってからこそ、
好きをあきらめず、手放さず、
人生を楽しくする遊び心が求められます。


30歳を過ぎてからの幸運と良縁の成果は、
そこで差がつきます。


つまらない日常を楽しく底上げし、
明日以降の未来を楽しみにする力が、
恋愛運にはあります。


恋愛運の話をすると、


『自分はもう結婚しているから』
『恋とか愛とかには疲れちゃって』
『もう年だし自分には関係ない』


など、明らかに誤解した反応が多く、
上手く意図が伝わらず、その都度、戸惑います。


毎回、試行錯誤しながら、
あの手この手で、本当の恋愛運とは、
を補足説明することになります。


繰り返しますが、
恋愛とは年頃の男と女が、
イチャイチャすることだけではなく、
また対象も異性だけではなく、
人だけでもないです。


好きな食べ物がない。


好きな場所がない。


好きな服がない。


別にどれを選んだって変わらないでしょ。


ってそれじゃあ運は動かないし動かせません。


そもそも、好きがない、なんてわけがない。


一時的に見失っているだけだし、
欠乏しているだけです。


忘れていた好きを思い出して吉。


あきらめ、隠し、我慢し奥に押しやり、
見なかったことにしてきた好きを、
自分の手に取り戻しましょう。


運の良い人はもう既に、
働き方や暮らし方に、
恋愛運を取り入れています。


もちろん、今からでも間に合うから、
自分は関係ないとか誤解せず、
恋して参りましょう。


それでは☆


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