必要な遠回り。


意味のある無駄。


たまたまを装った当然。


実はなるべくしてなった結果。


無関係に見えてちゃんと繋がってる巡り合わせ。


そういうのを見つけると僕は、


“偶然の必然”


と認定します。


『あーなるほどそういうことだったかぁー』


とか意味ありげな独り言をつぶやきながら。


運を読み解くという行為は、


★過去に起こった出来事
★目の前で起こっている現象
★未来に起こり得る可能性


の中から、偶然の必然を見つけ出すことである。


と僕は思っています。


そして、その偶然の必然を、
見つけやすくするツールが、
僕にとっては暦です。


水晶玉ではなく暦を使って探します。


起こる出来事の全てが、
等しく運に影響するわけではないです。


★どんな些細な事象も全部が重要
★この世界に無駄な出来事なんてない
★1つも見逃しちゃいけない運の構成要素


みたいな感じで、全部を偶然の必然扱いするのは、
気持ちは分かるものの、非現実的です。


運勢には強弱があるし、
作用には大小があります。


その目利きを間違えると、
運を誤解し鑑定の精度が著しく下がります。


個人的な感覚としては、
後から振り返ったとき、


『やっぱり結局そういうことだったかあ』


みたいに納得して受け入れられるのが、
偶然の必然です。


結果論の方が分かりやすいです。


今、目の前のことは偶然の必然か、
それを瞬時に見分けるのは難しいです。


また、次の未来に起こり得る偶然の必然は、
具体的にどんなものなのか、
予測するのも困難です。


それでも何とか目利きしたいなら、


『想定外の納得感』


みたいなやつ、大事です。


人が予測・計算・想定できる出来事って、
実はそこまで運に影響しないです。


しょせん実力の範囲内での事象であり、
その作用はタカが知れています。


意識の枠の外にある何か、
想定を飛び越えて起こる出会いや事件こそ、
良くも悪くも人生に関わります。


それらが実際に起こったとき、
取ってつけたような違和感が残るなら、
何かしらの意図や操作が入っている恐れあり。


一方。


想定外だけれど、いざ起こってみると、
納得できるような成り行きを感じたとしたら、
そういうのを僕は、偶然の必然と呼びます。


ご参考までに。


それでは☆


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