成功や失敗を、
そのまま額面通りに受け止めるのでは、
正しく運を読み解けないことが、
実は意外と多いです。


成功したら吉で、
失敗したら凶という考え方は、
合っていることもありますが、
精度は低いです。


なぜならば。


物事の結果は調子の波に左右され、
調子というのは体調も含めて、
一定ではなく揺れ動くものだから。


運の良い人でも、
調子が悪ければ、
失敗のリスクは高まります。


運の悪い人でも、
調子が良ければ、
成功することもあります。


また。


何をもって成功／失敗とするのか、
どの時点でそれを判断するのか、
そのさじ加減も曖昧です。


カレーライスを作るつもりで、
買い物へ行き作業を始めたものの、
カレールーがないことに気づき、
急遽クリームシチューに切り替えたところ、
あまりに美味しく仕上がってしまい、
食べ過ぎて胸焼けを起こし、
おかげで次の日は物が食べられず、
ちょっとしたプチ断食で胃腸を休めることができた。


これって、成功？失敗？


どの一面を切り取って決める？


終わりよければ全て良し？


あと1つだけ。


成功と失敗の結果のみを、
吉凶判断の基準にしてしまうと、
常に進み続ける時代の変遷に、
対応・順応しきれなくなります。


これまでと同じやり方で暮らして入れば、
いつもの作業は失敗が少ないはず。


新しいやり方を試す方が、
間違いや誤解のリスクは大きいもの。


けれど、働き方は変わっていきます。


技術や流行は常に新陳代謝を切り返し、
昨日までと同じであるとは限りません。


現時点で当たり前に機能しているものが、
明日・来月・来年も同様に働く保証なし。


そうすると、先に失敗しておいた方が、
より早く時代に順応し、
現場に対応できるようになります。


などなど。


上記のような理由から、
成功と失敗を運の吉凶判断の決め手にするのは、
避けた方が無難です。


目安の1つとしては大切ですが、
決め手としては心もとないです。


西企画では、


★物事の結果
★成否に対する印象
★自分にとっての都合


などの良し悪しではなく、


『今必要な体験（辿るべき過程）』


を基準に、吉凶鑑定をします。


どんな体験・過程が求められるかは、
暦を用いて推測します。


そうすると。


主観的な見え方やイメージとは異なる、
意外な答えが見えてくること、多いです。


大げさな話、


→落ち込むべきときは落ち込んで吉
→乗り越えられない壁にぶち当たって吉
→怪我や病気で痛い思いをして吉


など、実感とは真逆の判断になることもあります。


失敗が凶じゃないこと、多いです。


もちろん、それが必ず正解とは限りません。


長い人生の中では、
誰が何と言おうと、
絶対に成功しなくちゃいけない場面や、
失敗してはいけないときも、
あると思います。


そこでは、成功と失敗が基準になるでしょう。


けれど。


そんなシリアスな運の分岐点は、少ないです。


また、そんな希少な節目においては、
占い師などに頼らずとも、
結果のみで運の良し悪しが分かるから、
不安にならなくても大丈夫です。


それに比べて、日常においては、
いちいち占い師に助言をもらっている暇は、
ないのが通常でしょう。


そこでは自分の基準で、
流れの良し悪しを推測する必要があります。


そこでご提案したいのが、
暦を用いた吉凶判断です。


成功と失敗ではなく、
必要・必然の流れに合わせ、
どちらへ行くのが吉なのか、
どっちに転ぶと凶なのか、
読み解くのが便利です。


それでは☆


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