家に神棚を設けようかどうか迷ったときは。


神具の購入は後回し。


まず最寄りの神社へ参拝に行って吉。


信仰する神様の神社でも、もちろん吉。


そして。


その神社への参拝を、定期習慣にして吉。


毎日じゃなくて良いから。


★1日(朔日)
★15日(満月)
★祭日(神社でイベントがある日)


などだけで良いから。


月1でも問題なし。


毎日の管理の手間を、移動に当てて。


榊を買う予算を、お賽銭にして。


神棚というのは、あくまで仮の代用品。


自宅用の小さなミニチュア。


そこにこだわるなら、


『本物の神社への参拝』


を習慣にした方がご利益は大きいです。


その上で、


『神社があまりにも遠くて往復の移動が難しい』
『毎日、自宅の神棚に塩・酒・水をお供えする方が楽』
『神社への参拝も続けるけれど、その他に神棚も必要』


ということであれば、
改めて神棚の設置を検討して吉。


ところで。


『家を建てたら神棚を作らなければいけない』
『起業したのに事務所に神棚がないなんて経営者失格』
『お札を授かったからには神棚を設けないとバチが当たる』


どれも誤解または勘違いです。


真に受ける必要なし。


そんなことを言う神職はいないです。


そんなことを言う占い師はいるようだけれど。


家に神棚は絶対不可欠!


家に神棚がないと運が悪くなる!


家に神棚がないなんて非常識!


なんてことは決してありません。


僕の個人的な意見ではなく、
神道において、そんな強制はないです。


転居したら地元の鎮守様にご挨拶に行く。


旅の道中、神社や仏閣に参拝する。


お店の開業や会社の起業前に、
その土地の神仏に手を合わせる。


上記はどれも素敵だと思うし、
僕もそうしています。


それらは神棚がなくても可能なことです。


★お賽銭はケチって神棚に投資
★榊は枯れたままウキウキ初詣へ
★作るまでは頑張るけれど守るのは面倒


なんてのは、本末転倒です。


節目における定期的参拝を習慣とし、かつ、


『それ以外にも日々の信仰が不可欠』


と言う方であれば、心配なし。


自宅や事務所に神棚を設けるのが有効。


また、縁をいただいて、
継続的なお札の管理が必要な方も、
神棚は必要。


そうでないなら。


神棚より神社に手を合わせて吉。


自宅で簡易的に済まさず、
聖地へ自ら足を運んで吉。


最後に。


そもそも神仏は所有できません。


自宅に神棚を作ったところで、
自分のものにはなりません。


すでにあるものを敬うのが基本。


神棚を作れば、神様が自分だけのものになり、
個人的なお願いを聞いてくれるようになる、
みたいな感覚があるのだとしたら、
危険だから早めに修正を。


それでは☆


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