『どんなテストも満点じゃなくちゃダメ』
『競争は1位でなければ意味がない』
『縁は絶対一流とのみ付き合うこと』


上記のような感覚で暮らすのは凶です。


志としては素晴らしい。


目指すべき目標としても問題なし。


けれど。


それを条件や課題にしてしまうと、
運は良くならないどころか、
悪くなってしまうから注意です。


理由は3つ。


1．完璧などないから
2．完璧は凶だから
3．重圧や強制が運を乱すから


ひとつずつ説明します。

1．完璧などないから

この世界に満点なし。


全部で1番を取るのは不可能。


理想の最高のみにこだわるのは非現実的。


にも関わらず。


それらにこだわるのは無理。


不自然であり、流れに逆らうことになる。


無理も不自然も逆行も、
典型的な悪運のシナリオ。


ない完璧にこだわることで、
悪運のシナリオにハマりやすくなります。

2．完璧は凶だから

目標としては吉である完璧も、
実際に手に入れてしまうと凶になる。


それが運というやつです。


『これ以上ない最高』


が手に入ると、


『あとは下へと降りるしかない』


という未来も同時に手に入ります。


運とは上昇が吉であり下降は凶。


これ以上昇れなくなるのは、
つまり凶の暗示なわけです。


なんて理由から伝統的な運勢学は、
あえて完璧を避けることで厄除けとします。


例）日光東照宮陽明門の逆さ柱



不完全・未完成こそ理想の吉。


満点を目指しながら、
実際は80点・90点というのが、
運の良い状態です。

3．重圧や強制が運を乱すから

人は緊張すると能力が下がります。


望まぬことを強いられると魅力が曇ります。


結果として、失敗・怪我・病気に繋がります。


厳し過ぎる条件は、重圧となります。


難しいことを強いると、呪縛となります。


その結果、満点や1番や一流に、
執着するほど運は乱れます。


それって、


『吉時期に行動しなければならない』
『凶方位へ行ってはいけない』
『吉家相以外は絶対にダメ』


などの態度も同じです。


理論上は確かに正解であったとしても、
それが無理な重圧・強制になった時点で、
心・体・魂が混乱します。


というわけで。


みんなもっと気楽に参りましょう。


真剣で誠実なのは、素敵。


それをバカにしているわけではありません。


人生に対して真剣であるほどに、
自然体が望ましいってことです。


理論に対して誠実であるほどに、
無理は禁物ってことです。


それでは☆


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