みんなすぐ、教科書だけで吉凶を決めようとします。


マニュアルに書いてあることが正しいのは分かります。


確かにそれが基本であり、出発地点です。


でも、職場や家庭において、


『マニュアル信者』


を見つけたら、みんな違和感持つでしょう？


杓子定規の融通が利かない対応は、
実際の現場じゃ通用しないこと、
これまでの人生経験で良く知っているでしょう？


教科書に書いてあることは、あくまで目安です。


それだけで吉凶が確定するわけではありません。


状況によって答えは変わるし、
人によっても変動します。


もしも限られた選択肢の中で、
あまり良い吉が見つからないならば。


その中で最も好影響が大きい方へ進めば吉。


もしも凶しか選べない状況ならば、
最も悪影響が小さい方へ進めば吉。


そのようにして、手持ちのカードの中で、
個々に選んでいくのが吉や凶です。


『最も悪影響が小さい凶』


を選んだとしても、それは教科書上の定義であり、
自分の人生においては最適解です。


それのことを吉と呼ぶわけです。


吉凶とはロジックで簡単に割り切れる、
全員共通の計算結果ではなく、
人それぞれ異なるもの。


自分の人生において最高なら大吉。


今ある選択肢の中で最低なのが大凶。


そこを誤解すると、
マニュアルに縛られてしまい、
身動きが取れなくなります。


教科書の吉は目安までに留め、
自分にとっての本当の吉を選んで吉。


教科書の凶を基準としつつも、
自分にとって本当の凶を避けて吉。


それでは☆


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