妊娠&出産のための家族計画に関して。


★生年月日による九星と干支の相性は大事
★親と子の相性が悪いと後々まで影響する
★親の九星と干支によって産める子は限定される


というご意見の専門家がいらっしゃるそうです。


僕だったら完全に無視して、
爪の先ほども気にしないのですが、


『元気な赤ちゃんが欲しい』
『我が子には素敵な未来を授けたい』
『家族仲良く過ごしたい』


と願う両親・祖父母の立場になれば、
心配してしまうそのお気持ち、
非常に共感できます。


個人的には。


理論的にも現実的にも、
上記のご意見は無理があると思います。


そこに悪意はないのでしょうが、
非常に偏った、視野の狭い考え方です。


『その子を産むことになった親の使命』
『その親を持つことになった子の課題』
『親子の間に備わった先天的な縁』


などの、


“他にもある大切なロジック”


を完全無視するなら、
かろうじて何とかギリギリ、
成立しなくもないかな、
とお見受けいたします。


相性が良かろうが悪かろうが、
そんなこととは無関係に、
必要な流れや必然の出会いは、あります。


それは運の専門家に話を聞かなくても、
みんながずっと前から、
心に知っているはずのことです。


そもそも。


九星・干支・星座・血液型など、
相性占いが良ければ、
それで子育てが楽になり、
家族仲が整うのか、
という問題もあります。


そう単純にはいかないという現実を無視し、
理論上の組み合わせだけで出された吉凶に、
大切な家族計画を委ねてしまうなんて、
本当に危険なことです。


暮らしの中での触れ合いを通し、
親と子の関係性を、
お互い試行錯誤しながら見つけていく、
それこそが最も運の良い道でしょう。


好むと好まざるとに関わらず、
また望むと望まざるとに関わらず、
そうして育てていくのが縁です。


生年月日で決まるものではないし、
生年月日で操作できるものではないです。


相性が良く、
大好きな人とのみ結ばれる、
そんな都合の良い世界などありません。


仮にあったとしても、
その選り好み感は自然の摂理に反します。


縁を選別するほどに、
しわ寄せがトラブルを生みます。


どの星のどの干支で生まれようと、
その子は強い偶然の必然で結ばれた、
確かに間違いのない運命の我が子です。


家族計画を立てるのは問題なし。


ただその基準や根拠は、
九星や干支以外の何かであるべきです。


それでは☆


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