土用

土用中の建築事は凶。


これは暦の上での基本。


かなりベーシックでトラディショナルな定番。


家相学上でもやはり同様。


人によっては最悪の大凶とします。


★敷地の造成
★新居の建築
★現住居の増改築


いずれも土用を避けて吉。


土用中に建築事を進めてしまった場合。


最も大きな悪影響は、火災とされます。


恐らく火災は、江戸時代以前の日本において、


『最悪の災厄の1つ』


だったはずです。


伝染病や自然災害への不安とは、
少し性質が異なる、
人災特有の恐ろしさというか。


実際に土用と火災の因果を調べた、
統計データなどはありません。


だから、


『それくらい恐ろしいことだぞ』


という脅しの意味合いの方が強いのでしょう。


『いい子にしてないとオバケが来るぞ』


みたいな。


現代においても変わらず、
火災は恐ろしいトラブルです。


けれど昔と比べればリスクは激減。


消防のための部材や設備が発達し、
保険などの制度も整っています。


そうなると、


【土用の建築のリスク=火災】


と限定して注意喚起するのは不自然。


それよりは、季節の変わり目における、
天候の不順や政治経済の不安定、
また心身の揺れ動きを理由に、


『そんな中で大事な不動産を構築しなくてもねえ』


と軌道修正を促す方が、健全だし自然です。


僕はそのように捉えています。


不安定な運勢の中での、
造成・建築・増改築は、
事故や間違いのリスクが増すかもしれない。


もしもその恐れが少しでもあるならば、
土用を避けた春夏秋冬での施工を、
計画的に進めた方が無難である。


そのためには、短気・短期ではなく、
中長期的な意識で暦を眺め、
前倒しで予定を調整していく。


というのが僕のライフスタイルです。


ライフサイクルと言った方が良いのかも。


土用というのは定期的な循環だから。


ところで。


土用中の建築のリスクは、
火災だけではないし、
施工ミスだけでもありません。


他にも様々な注意事項を掲げる、
色々な専門家がいらっしゃいます。


どれが正解かではなく、


『要するに気をつけろってことね』


と、ざっくり受け止め、
丁寧な建築スケジュールを心がけて吉。


それでは☆


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