吉地相とは、運が良くなる土地のこと。


吉家相とは、運が良くなる住居のこと。


地相や家相の教科書には、色々な、


『これが吉！これは凶！』


というのが事細かに掲載されていて。


けれど。


そんなのいちいち覚える必要ないです。


『自分の暮らしに合う場所』


こそが吉地相であり吉家相です。


なぜならば。


理想の土地や建物に合わせて、
自分を変える時代は過去のスタイル。


『これが吉地相・吉家相』


という理論上の理想に自分をはめ込んで、
定番の定型へと近づけて行く時代は、
もうだいぶ前に終わりました。


というか。


その理想の『吉』では、
戦えなくなってきて、
今の日本の政治経済があるわけでしょう。


その教科書上の『凶』が当てにならず、
そこに縛られない人達が、
現代における成功を掴んでいるのでしょう。


無視する必要はないけれど、
縛られたら間違えるのが、
旧時代の地相学や家相学です。


これからは、自分自身に合わせて、
土地や建物を選ぶ時代。


そのためには、今の土地・建物にこだわらず、


『より適した場所』


を探す意欲と、そこへ移動する軽快さが不可欠。


必要ならば国境さえも越えて吉。


昔の地相・家相の鑑定は、


★土地に根付く
★建物を受け継ぐ
★不動産財産を守る


という、


『一所懸命（いっしょけんめい）』


な武家的思想に基づき運用されていました。


戦国時代や開拓期においては、
それで良かったとして。


今、当時とは全く異なる現代。


吉凶判断の基準は見直した方が良いです。


合言葉は『移動』です。


今の学校で歯を食いしばり、
我慢し続ける根性は不要。


より良い別の学校を探す意欲と、
転校する軽快さが必要。


優秀な先生や気の合う仲間が、
そこにいないなら、そこで学ぶ意味なし。


今の会社で無理を重ね、
組織のために身を削る自己犠牲は不要。


より良い別の職場を探す意欲と、
転職する軽快さが必要。


経営者や株主に尽くしたところで、
誰も自分の人生を守ってはくれません。


移動の時代において、
一箇所に命をかける生き方は危険。


それ、もう通用しないです。


土地に縛られること。
建物を背負うこと。
その場所にこだわること。


どれも、これからの時代では負担になります。


地相は四神相応よりアクセスを優先。


家相は体裁より管理のしやすさを重視。


その方が価値が高いし、無理が少ないです。


今、この過渡期に、吉凶鑑定の基準を見直して吉。


それでは☆

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