『分からないことはその道のプロに尋ねる』


というのは成功の基本です。


飲み屋のおいさんが語る政治経済や、
初対面ママ友の子育て教育論など、
真に受けている場合じゃないです。


ところが。


世間には専門家ヅラして、
自慢げに持論を押し付けてくる、
無責任な他人が少なくありません。


注意が必要です。


特に運や縁起というのは、
迷信や俗説や又聞きや噂や受け売りが、
楽しげに語られ誇張されやすい分野です。


★◯◯にカップルで行くと別れるらしい
★住居の鬼門に△△があると死ぬ
★厄年には□□してはいけない


などなど。


聞いたことがある方、多いのでは?


中には、


『春に財布をおろすと張るから吉』
『秋に財布をおろすと空くから凶』


なんていう話もあるとかないとか。


それってもう駄洒落ですよね。


単なる語呂合わせ。


しかも大して上手くないし笑えない。


そんな情報に踊らされるのは人生の無駄です。


それでもどうしても気になるなら、
お金を払って専門家に相談して吉。


ところで運の知識と神仏の信仰は、


【スピリチュアルな見えない何か】


という認識で混同されやすいようです。


だから僕も仕事柄、


『凶方位の伊勢参りは凶?』
『厄年は冠婚葬祭を避けるべき?』
『星で相性の悪い神仏がいるって本当?』


などのご質問をいただくことが多々あります。


だいたい誤解です。


『凶方位なら伊勢には来るな』


なんて神宮のウェブサイトには、
一言も載っていないです。


『厄年は冠婚葬祭出席禁止』


と書いてある経典、
見たことも聞いたこともありません。


『星を選り好みする神仏』


が仮にいるとしたら、
それは神仏以外の何かです。


そんな戯言、いちいち真に受けないで吉。


それでもどうしても気になるなら、
神職や僧侶に相談して吉。


勝手に方位学と参拝の吉凶を結びつけて、
独自理論を展開する占い師、
僕も見たことがあります。


あと、聞いたこともない参拝作法を、
神仏の代弁者として語る、
スピリチュアリストとか。


僕はあまり気にしないです。


方位と信仰は分別して取り扱うし、
参拝のときは現地の作法に従います。


神様や仏様の世界のことで不安を抱えたときは。


1.神仏の信仰は占いより教義を優先する。
2.参拝の吉日はwebなどで縁日や祭祀を調べる。
3.分からないことは占い師ではなく神職や僧侶に聞く。


というのが最も安心であり安全な王道です。


神仏への疑問や不安に限らず、
法律に関しても、税金に関しても、
相談相手はその道のプロをちゃんと選んで吉。


対価を支払って価値ある回答を手に入れ、
それを人生の判断気材料にしないと間違えます。


中でも特に、運や縁の世界は、
妄想や独自解釈は危険だから、
例えば本屋さんで立ち読みするだけでも良いので、
親戚のおばちゃんや、噂好きの友人以外の、
専門的な見解を調べて吉。


それでは☆


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