
土用中は、土に触れてはいけないそうです。
畑仕事や庭いじりなんて、もってのほか。
転んで手をつくだけでも大きなリスク。
そんなことをしたら祟られる(トラブルに遭う)。
そういう考え方。
先に僕の意見をお伝えしておくと、
全く気になりません。
でも気にしている方は多いはず。
さて、実際のところはどうなのか?
以下にて深掘りしていきます。
▼INDEX
→土用の土いじりは凶
→土用中は土の神様を怒らせるな
→土用に関する西企画の基準
→土用中の自宅敷地内の土いじり
→土用中の土いじりの吉凶を分ける基準
土用の土いじりは凶
土用の期間中は、
→タケノコ掘りをしてはいけない
→潮干狩りをしてはいけない
→夏野菜や米の収穫をしてはいけない
→草むしりをしてはいけない
→グランドやテニスコートの整備をしてはいけない
という考え方があるそうです。
理由は明確。
どれも土に触ることになるからです。
『土用中は土に触る一切の行いは凶』
というわけです。
そこでの凶作用の種類や程度は、
諸説色々あるようで、
流派・専門家ごとの解釈も様々。
でもとにかく、土いじりは凶です。
土用中は土の神様を怒らせるな
なぜ、土に触ってはいけないのか?
と疑問に思った方へ。
どうも衛生上の問題ではなさそうです。
どちらかと言えば、
仏教・神道寄りの理由です。
乱暴ですが分かりやすく一行で言うと、
『土の神様が怒るから』
だそうです。
ちなみに、ここで言う土の神様とは、
土公神(どこうしん)のことです。
神仏を怒らせ祟られるのを防ぐためには、
土用中、土に触れないのが無難。
そういうストーリーがあるようです。
土用に関する西企画の基準
西企画の基準は上記と異なります。
土用中であったとしても、
★農作業や作物の収穫
★庭木の剪定
★雑草の草むしり
★設備の維持管理や道具の手入れ
★問題・不具合の応急処置
などは、吉です。
何なら剪定や草刈り・草むしりは、
土用にやった方が良い場合もある、
とご紹介しています。
それが、表土と呼ばれる、
土壌の最上層ではなく、
その下の土まで届くような、
大規模な掘削・移動ならば、
話は変わってきます。
けれど、土に触る程度の小規模作業ならば、
神仏の祟りを恐れる心配はありません。
その場が荒れ放題になっている方が、
よっぽど心配だし不健康です。
通常、神仏は汚れや乱れを嫌います。
祟りを恐れて必要な手入れを怠るのは、
そっちの方がよっぽど不謹慎のはず。
わずかな土との接触さえ嫌うのは、
非現実的かつ不自然だから、
運は乱れてしまうと思います。
土用中の自宅敷地内の土いじり
『土用中の土いじりは全て凶』
を、百歩譲って僕なりに採用すると。
→海岸で潮干狩り
→竹林・田畑・果樹園で収穫
→グランドやテニスコートを整備
上記が全て自宅敷地内ならば、
避けた方が良い場合もあるかもしれません。
つまり。
→自宅にプライベートビーチを持っている
→自宅の敷地内で大規模農園を営んでいる
→自宅の庭にグランドやテニスコートがある
というご家庭は、土用中の行動を、
慎重にする価値はあると思います。
一方で。
自宅敷地外の海や山や設備での作業なら、
心配は無用です。
土用中の土いじりの吉凶を分ける基準
『土用中の土いじりは全て凶』
という認識は、少し乱暴です。
そういう表現は端的で分かりやすいけれど、
言葉足らずで不親切だと僕は思います。
それだと、
『タケノコ掘りも草むしりも、全部ダメ』
という誤解に繋がります。
正しくは、
『自宅敷地内における大規模な土いじりは凶』
と表現すべきです。
★伸び放題の雑草による景観や害虫
★成長してから草むしり・草刈りすることになる余計な労力
★『土公神様の祟りがあるから』という民俗信仰の信憑性
なども考慮した上で、
それでもなお不安が残るならば、
土に触れずに暮らして吉。
土に触れることができない不自由さが、
別の不都合や不利益につながるならば、
土用中でも対処をして吉。
それでは☆
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