素敵な思い出というのは、
確かに間違いなく幸運の原動力であり、
未来を生きる糧になります。


凶時期や凶方位の悪影響なんて、
軽く吹き飛ばしてくれるような、
それだけの強い効能が宿っています。


逆に。


嫌な思い出は運を怪我します。


せっかくの幸運や良縁も、
不信や嫉妬や恨みにより、
効能が目減りすることもあり得ます。

誰がなんと言おうと吉な記憶

例えば、旅行へ出かけたとして。


また、進学や就職をしたとして。


さらには好きな人との恋愛にときめいたとして。


例えそれらが、占い師によるところの、


★凶方位旅行
★凶家相実家
★凶相性パートナー
★最悪の運勢
★縁起の悪い選択


であったとしても、
自分が確かに味わったはずの、
良い記憶の効能が、
目減りすることはありません。


あの過去の、
実際にあった嬉しさや楽しさは、
誰が何と言おうと吉なのです。

記憶の改ざんこそ何よりの凶

上記に挙げたようなせっかくの幸運を、
不安や心配で書き換えてしまうと、
残念ながら運は悪くなります。


ここで言う不安や心配とは、


『家相診断で大凶と出た』
『占い師から凶方位だと言われた』
『恋人との相性が最悪と書いてあった』


みたいな、ネガティブな運の情報です。


自分の価値観とは異なる、
客観的な判断基準として、
専門家の吉や凶を参考にするのは、
全く問題ありません。


けれど、それによって、
自分の素敵な記憶まで、
悪いものへと改ざんするのは、
本末転倒の逆効果です。


そんなこと、全く必要ないのです。


理論上の吉凶を無視しているわけではありません。


そんな瑣末なことよりも、
素敵な記憶の方がはるかにずっと、
影響力が強いと言っているのです。

凶と言われたときこそ素敵な記憶を

仮に、これから行く旅行が、
凶方位だったとして。


これから住もうとする家が、
凶家相だったとして。


これから付き合っていきたい相手が、
凶相性だったとして。


だからと言って、
そこに今、自分が感じている、
確かな嬉しさや楽しさや素敵さが、
凶になることは、ないです。


占い師的には凶だったとしても、
その思い出は確かに吉です。


旅行でも住環境でも人間関係でも、
全てを占い師様がお気に召すような、
理想の吉で揃えるなんで不可能です。


だったら、そんなときこそ、
外野の雑音がかすれ消し飛ぶほどの、
素敵な思い出が必要です。


凶方位と言われた旅行こそ、
方位とは関係なく選んだ目的を、
本気で全うし楽しみ尽くすべきです。


凶家相だと言われた家でこそ、
機能性や居心地の良さを追求し、
楽しく暮らすべきです。


凶相性だと言われた相手であるならば、
なおさらお互いに配慮し合い、
素晴らしい記憶で時間を埋め尽くすべきです。


それらの楽しさや嬉しさは、
あらゆる凶ロジックを凌駕する、
厄除け及び対処になります。


凶と知って選んだならば、
意地でも貪欲に嬉しさを求めて吉。


凶と後から知ったならば、
不安により記憶を書き換えないで吉。


それでは☆



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