本当に運の良い選択ができるときは、
計画的な理論上の吉だけでなく、


『なぜか不思議と』
『意識してはいなかったけれどタマタマ』
『後から気づいたけれど偶然に』
『計算したわけじゃないのにピッタリと』
『まるで初めから狙っていたかのように』


などなど、様々なオプション（追加要素）が、
意図せず付いてくることが多いです。


この、計画通りの吉と、計画外の吉が、
２つ揃ってこそ、偶然の必然です。


計画性だけでは足りないし、
偶然に期待するのみでは危ういです。


両方が組み合うことによって、


『ああ、本当に運の良い選択ができたのだな』


と実感することができます。


多くの場合、始まりは計画からです。


意識して、意図的に、堅実な計算の元、
吉を設定し凶を避けるところから開始します。


その計画を進めていく過程で、
１つ２つと偶然の一致が追加されたならば、


『よし、この道で良いのだ！』


と確信を持つことができます。


例えば。


吉方位だから、という理由で、
その範囲内に転居先を探していたら、
実は親友の実家がすぐ近くだったり、
そこが好きな映画の舞台のモデルだったと知ったり、
おじいちゃんが青春時代を過ごした街だと教えられたり。


ただ吉だからという理由だけに依存するのではなく、
そこに様々な必然性が付加されていくとき、
僕たちは、運を受け入れられると思うのです。


もちろん、偶然から始まる計画もあります。


たまたまテレビや雑誌で見かけた観光名所が、
まさに自分にとっての吉方位だったり。


何となあく気になり始めた習い事が、
まさに大吉時期のタイミングで募集を始めたり。


お店で見つけた、


『最後の一着、あとは全店在庫なし』


という素敵なデザインの服が、
まさに自分にとってのラッキーカラーだったり。


初期の段階では運の吉凶など意識せず、
無頓着に関わったものだったとしても、
あとから吉凶を加えることで、


『これは行けってことかも』
『よし、せっかくだからやってみよう』
『これも何かの縁、買おう！』


と決断できるのは、健全で正当な知識の運用です。


ただ、偶然に身を任せるだけでなく、
そこにもう１つ、２つの根拠を裏付けすることで、
僕たちは納得して前向きに自分の道を選べます。


この感覚さえ大切にできたら、
占い師に頼らずとも、
偶然の必然を見つけることは簡単です。


意識も無意識もどちらも大切。


計画も無計画も実は必要。


偶然と必然は２つで１つ。


陰陽が共に揃ったとき、運は整います。


それでは☆

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