土用を利用して僕は清めをします。


3ヵ月に1度の定期的なお清めです。


お清めと言っても神社仏閣で、
お祓いを受けるわけではありません。


滝に打たれて禊をするのも違います。


古い季節の穢れを落とし、
新しい季節を迎えるための、
暮らしの中でのお清めを心がけています。

土用の到来は安定・確定

土用という季節の変わり目は、毎年、


・４月（春）
・７月（夏）
・１０月（秋）
・１月（冬）


の後半です。


土用の運勢とは、


『いつも通りに物事が進まない』


という不安定なものなのですが、
土用がいつやってくるかに関しては、
暦の上できっちり決まっています。


だから、予想できるし、備えられます。


土用中に起こる出来事は不安定だけれど、
土用中に起こす予定は計画を立てられます。


自然の成り行きは読めないけれど、
自分の行動は予め決めておけるのです。

土用ごとの習慣

この一定の循環で訪れる、
土用という季節を利用して、
僕は様々な習慣を育ててきました。


基本的には意思が弱くて、大雑把、
あまり計画的ではない性格の自分ですが、


『お、土用が来た』


という暦の情報をきっかけにして、


★あれをしよう
★ここへ行こう
★こうやって過ごそう


と工夫ができるので、
特に無理せずとも、
穏やかにルーティーンを続けられています。


3ヵ月に1度の定期サイクルなら、
準備の時間もかけられるので、
そこまで大変ではありません。


例えば。


土用のヘアカット。


土用中のヘアカットは、
単純に伸びた髪が整うだけではなく、


１．古い季節の穢れの清め
２．新しい季節へ向けた運の調整
３．いつの間にか乱れた運の調律


などに役立ちます。


４月の土用で夏らしい髪に更新。
７月の土用で秋へ向けて穢れをカット。
１０月の土用で冬を意識したスタイリングを先取り。
１月の土用で春のための装いに洗練。


そんなルーティーンが、
自然と自分の調和に役立ちます。


他にも。


★歯の定期検診（デンタルケア）
★整骨院（ボディケア）
★お財布の中身の整理


などなど。


定番のルーティーンを、
いくつも持っています。

感覚に頼らず土用ごとに計画

理美容室や歯科医院へ行くにあたって、
流行や気分や勢いも、
大切なきっかけであることは確か。


けれど、それだけだと、
運の精度に欠ける場合もあって。


自分の思いつきって、
意外に当てにならないものだし。


不規則になって予定が偏るし。


世の流行のほとんどは、
自然の意向ではなく、
人為的なマーケティングだったりして。


そんなとき、


『古い季節の穢れを落とす』
『新しい季節へ向けて更新する』
『ずれた基準を調律する』


という意識で暮らしに向き合うと、
感性がグッと高まり、
自然の流れに乗る機能が、
上手く働いてくれるようになります。


それをするのに最も適した節目が、
年に４回、定期的に訪れる、
土用と呼ばれる５番目の季節です。


土用の恒例行事。
３ヵ月に１度の土用習慣。
無理なく自然と続ける土用ルーティーン。


運をひらくライフサイクルとして、
無理なく取り入れられたら素敵。


それでは☆


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