土用とは、季節の変わり目のことです。
太陽と地球の位置関係から、
春夏秋冬の初日をまず決めて、
その前のおよそ18日間を、
土用と定めるのが暦のルールです。
土用中は気温や日照時間や気圧が、
変化しているだけではありません。
運も大きく変わっています。
春のままの衣服やインテリアでは、
夏を乗り越えることができません。
秋のままの暮らし方や働き方では、
冬に対応するすることができません。
だから土用中に、心・体・魂は、
新しい季節へ向けて、
適応(変動)していきます。
別の言い方をすると。
この適応のための猶予期間が、
土用ということなのでしょう。
そして。
移行期間中というのは、
ある程度の歪みやシワ寄せは、
仕方のないもののようです。
★家督の相続
★会社の引き継ぎ
★政権の交代
上記のような過渡期においては、
同じような不安定によるトラブルが増えます。
慣れない内は、ミスも不調も怪我も出て当然。
むしろ、それらの災難は、
『確かに新しい季節へ向けて適応が始まっている証』
と言えます。
土用中に悪いことが起こるのは、
それほど悪いことではないようです。
ちゃんと移行ができているのだから。
転ばぬ先の杖は難しいこともあるけれど、
『転ぶこともあるかもね』
という心構えだけでも、
あるとないでは違うはず。
そしてさらに。
『仮に転んだとしても、そんなに悪くないかもね』
と思えたら、土用ともっと仲良くなれるはず。
それでは☆
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