人は焦ると運が悪くなります。
スピードを出すほどに摩擦は増えるし、
急ぐほどに能力は低下します。
人だけではないのかもしれません。
★機械
★事業
★交際
どれも、速度が標準を超えると、
消耗が激しくなり、無理がしわ寄せとなり、
反発や停滞で調子を崩します。
速度を出し過ぎると、
自分が失敗するだけでなく、
余裕をなくして他人にまで迷惑をかけ始めます。
例えば人間関係のトラブルの多くは、
性格でも相性でも能力でもなく、
『焦り』
が原因だったりします。
だから昔の人は、口うるさく、
『急がば回れ』
と言っていたのだと想像します。
★お買い物や投資の決断
★結婚や離婚や同棲や別居
★学校や職業などの進路選択
いずれも、それが自分にとって、
本当に大切なことならば、
焦って急ぐと間違えます。
その価値に見合うだけの、
十分な時間と労力を、
通常より多く割いて吉。
そうして初めて余裕が手に入り、
本来の実力で運を開けるようになります。
人生の節目で、焦らないで吉。
時間を惜しみ、経費を削るのは、
節目ではない場面にしておきましょう。
★重要な事業
★大切な人間関係
★夢にまで見たチャンス
などにかかる時間や労力を惜しみ、
『もっと速く』
『もっと短期間に』
『もっと低コストで』
という向き合い方をすると、
残念ながらというか当然ながら、
運は乱れます。
ケチるべきは、そっちじゃない。
どうでも良いことへの時間と労力の方。
時間や気力や体力のゆとりがなくなると、
焦りが生じ、人の運は乱れます。
今、自分の運が乱れているとしたら、
それは焦っているからかもしれません。
そして焦ることになってしまうのは、
時間と気力と体力が、
足りていないからかもしれません。
だとしたら。
自分や相手や方法の問題では、
ないかもしれない、というのが運も見方です。
頑張っている人。
休んでいる人。
どっちつかずの人。
どんな人も、今の自分に、
停滞や不調を感じているとしたら、
その原因は『焦り』かもしれません。
そんなときは、いつもより少し、
ゆっくり過ごしてみると良いです。
思い切って、その場で立ち止まり、
休んでしまうことも有効です。
無理に先へ進もうとせず、
その場でじっくり迷い続けるのも良いでしょう。
それで抜け出せる停滞があるはずです。
お試しを。
それでは☆
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人生の節目で、焦らないで吉。
時間を惜しみ、経費を削るのは、
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今、自分の運が乱れているとしたら、
それは焦っているからかもしれません。
そして焦ることになってしまうのは、
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足りていないからかもしれません。
だとしたら。
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コメント
コメント一覧
子どもの進路についてです。
何か違和感を感じつつ焦って進めようとしていましまが、もう少し再考してみることにしました。
私一人が決める内容ではないので、時間をかけて、子どもが納得のいくようにしたいと思います。
ありがとうございます。
花浅黄さん
未成年の進路というのは、
期限というか節目が、
ほとんど全て決められていて、
『その範囲内で選択』
という、とても慌ただしいものだと思います。
また、
『10年かけて進路を決めよう』
と長期計画を立てても、
小学校入学の時点で進学する高校を決められる児童は、
あまり多くないのではないかとも思います。
(僕なんて、25歳を過ぎてからも自分の道は見えませんでした)
そうすると。
進路選択でさえ、試行錯誤や思考の過程として捉え、
『選びながら考える』
というマイペース感を持つことができて始めて、
余裕を手に入れスピードを落とせるのだと思います。
選びながら考える、まさにそうだと思いました。
あの後、息子の希望に合っているかもと思う学校が見つかり、再来週見学に行くことになりました。
事情があり単位制、通信制の高校を探しています。最近は早めに入学者の確保をしている学校や人気校は今までより試験が難しくなったりと、年々通信制を希望する学生が増加していることもあり、焦ってしまいました。
今は、決定よりも考えながら選ぶ段階なんだと思いました。
息子も初めての進路、受験に不安はあるだろうと思います。
ありがとうございます!
花浅黄さん
> 選びながら考える、まさにそうだと思いました。
あくまで教科書上のロジックではなく、
僕がどうしてきたか、
また僕ならどうするのか、
という経験上のお話なのですが、
特に運が不安定な未成年においては、
『正解を選ぶ』
『理念に沿って決める』
『信念を突き通す』
などではなく、全てを過程とし、
間違いも含めて必要な経験と受け止め、
選びながら答えに近づいていくのが、
最も運の良い方法だと思います。
> 今は、決定よりも考えながら選ぶ段階なんだと思いました。
大きな決定は、まだずっと未来の話。
今は小さな決定を積み重ねながら、
その都度、小さな結果を手に入れ、
次の選択の判断材料を増やして吉。