
方位替え、または方違え(かたたがえ)、
とも呼ばれる、凶方位に移動する際の、
対処方法に関して。
転居や旅行や出張や留学の際、
目的地が凶方位だった場合、
直接現地に入るのではなく、
異なる方位を経由することで、
凶作用を避けることができる、
または抑えることができる、
というのが方違えの効果です。
多くの専門家の方が、
あちこちで提案しているようです。
でも、手間も経費もかさむので、
『本当にやった方がいいの?』
というご相談をしばしばいただきます。
Q.方違えの効果は?試す価値ある?
やむを得ぬ理由で、
大凶方位に引越しすることが決まった。
住む場所は既に決まっていて、
調整・変更の余地はない。
何か対処はないかと調べていると、
方違えという方法があるのを知った。
一時的でも仮住まいをすることで、
その仮宿から見て、
目的地を吉方位にすることができそう。
その分、周囲への説得や、
2度の転居、敷金・礼金など、
追加の労力・経費がかかり、
精神的にも負担は大きくなる。
けれど、それで確かな効果があるなら、
前向きに検討したい。
方違えにより、大凶方位の作用は、
なかったことにできる?
または凶作用を、十分に抑えられる?
A.条件が揃えば効果はあると考えられます
一定の効果はあると考えられるので、
条件が揃うならばやってみるべきです。
その際、譲れぬ条件となるのが以下の3つです。
★方違えを成功させる3つの条件
1.正しい仮宿の選定
2.十分な仮住まいの期間
3.無理なく実行可能な計画
最終目的地(本来の住まい)が、
確かに吉方位となる場所に、
仮宿を見つけるのは必須です。
さらに。
そこに一定期間滞在してから、
再転居をするわけですが、
求められる仮宿での滞在期間は、
4ヵ月以上です(3ヵ月未満では効果は薄れます)。
しかも。
上記の全てにおいて、
無理は禁物です。
★明らかに流れを乱すような不自然な調整。
★周囲の理解と共感を得られない強引さ。
★実力を大きく上回る無理や無謀。
上記のような不自然な頑張りは、
運を大きく乱す原因となります。
具体的には、
★精神的
★肉体的
★金銭的
上記の3点において無理をすると、
方違えの効能以上の悪影響により、
運は停滞することになります。
無理や強引の悪影響は、
せっかくの方違えの効能を、
軽々と上回ります。
方位の吉凶を優先するあまりに、
無理な方違えをして運を損なうくらいなら、
サクッと気持ちを切り替え、
自信を持って凶方位転居をすべきです。
そして、時を改めて、
吉方位旅行により対処をすることは可能です。
また、次の転居を、
吉時期・吉方位で行う計画を立てることでも、
人生全体の運は整います。
実際に計画を立て、
周囲に理解と協力をお願いし、
『よし、これならば、少しだけ頑張れば、できる』
と、確信を持てたときに限り、
仮宿での一時逗留と、
そこからの再転居を検討して吉。
それでは☆
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