賃貸物件から賃貸物件へ転居する方へ。


『退去前の旧居のお清め』


と、


『入居前の新居のお清め』


を強くお勧めいたします。


お清めとは、掃除のことです。


掃除機をかける際は、
いつも通りそのままではなく、
事前にひとつまみ程度でも良いので、
塩をまいてからにして吉。


その塩を吸い取るように、
各お部屋の床を清掃。


個人的には、


『新しい雑巾での水拭き』


が最も効果的だと思います。


水拭きは水気の清めである浄化と、
金気の清めである研磨が、
一度にできるから邪気が払えます。


水拭き(水の浄化と金の研磨)ができたなら、
次にお香(火の昇華)のお清めも是非。


水と金では落ちない穢れや、
まだ残ってしまっている自分の気を、
香りや煙と共に上へと焚き上げます。


そこまで念入りなお清めを、
なぜにお勧めするかというと。


賃貸物件の退去前にお清めするのは、
旧居に残ってしまうかもしれない、
自分の気を消すために必要だからです。


賃貸物件の入居前にお清めをするのは、
新居に残っているかもしれない、
他人の気を消すために必要だからです。


どちらも共に、
荷物や汚れの整理清掃ではなく、
気のリセットを目的とします。


賃貸物件の退去時、
自分の気を残した状態で、
そこに他人が入ってくるのは凶。


また、入居時に他人の気が残っている状態で、
そこに自分が入っていくのも凶。


気が混濁し自分の運が乱れてしまうだけでなく、
相手の運まで乱してしまう恐れがあるからです。


みんなが、


『立つ鳥跡を濁さず』


を実践できると理想です。


退去後や入居前は、当然のこととして、
専門家によるハウスクリーニングが入るはず。


だとしても、それとはまた別に、
自らの手で綺麗にしてから出て、
綺麗にしてから入って吉。


まとめると。



★賃貸物件への入退去前の清め

1.塩をまいて掃除機。
2.床や壁や窓を、手の届く範囲で水拭き。
3.窓を少し開けた状態で、お香。

※まく塩は各部屋ひとつまみ程度で十分。
※水拭きは天井まで磨けたら理想だけれど無理は禁物。
※お香がないなら、アロマオイル等でも代用可。



『家のお清め』


なんて言うと怪しく聞こえるでしょうが、
そんな大それた話ではありません。


『これまで住まわせてくれてありがとう』
『これから住むことになるけれどよろしく』


のご挨拶の代わりに、
水拭きやお香を用いるだけです。


そういう区切りの儀式って、
意識して実践できると、
運が良くなります。


それでは☆


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