ずっと先の備えとして、
墓地を借りるのは良いとします。


いつかその日がきたときに、
慌てるのは嫌ですものね。


また、生前に墓石を購入するのも、
まあ渋々ですが、ありとしましょう。


生前に墓石を手に入れておくと、
家運が盛り寿命が延びる、
なんて宣伝する石材店もありますしね。


けれど。


墓穴を掘るのは大凶です。
全くお勧めできません。
そこは一切譲りません。


今の日本において、基本的に、
新しい墓地は購入物件ではなく賃貸物件です。


賃貸物件の契約は、所有財産の選定よりも、
吉凶条件を軽くして良いと思います。


また、更地を手に入れる場合は、
方位はあまり苦にしなくて良いので、
維持管理のしやすさを優先するので問題なし。


墓石も、売買契約や支払いだけなら、
通常のお買い物と同じ考え方です。


それに比べ。


『墓地はもうあるから』
『暮石も買っちゃったし』
『石材店がやってくれるらしいし』


なんて、ただそれだけの理由で、
むやみに墓穴を掘るのは危険です。


本来、墓地や墓石とは、
亡くなった当人ではなく、
残された者達が準備すべき設備です。


弔ってもらえるような生き方をした故人が、
お墓参りをしてくれる人達の意思により、
お墓参りしやすいように埋葬されてこそ、
供養の環境が成立します。


だから、自分で自分の墓穴を掘る、
という行為は、心配が残ります。


どこかにしわ寄せが行く恐れがあります。


そもそも。


入る人がまだいない墓穴は、
入ってくれる存在を求めて、
手招きするとも言われます。


入る人がいないのに、
いつか誰か入るのだからと、
予め空けておく墓穴なんて、
とても縁起が悪いです。


誰かが亡くなったときのために着る喪服や、
予め考えておく戒名や、
事前に買っておく名無しの位牌は、
まあ良しとしましょう。


まだ誰も死んでいないのに、
墓穴を掘ってしまうのだけは、
不自然な死への準備です。


もっと脅すようなことを言うと、
空いた墓穴には、そこを狙って、
別の何者かが入ってしまうこともあり得ます。


別の霊とか。
別の存在だとかが。


自分で自分の墓穴を掘るのなんて、
マフィア映画の殺しのシーンだけで十分。


現実的な止むを得ない事情により、
墓地や墓石を生前に手に入れるのはアリ。


まだ誰も入る当てはないけれど、
もうすでに墓地も墓石も揃ってる、
という状況も、良しとしましょう。


けれど、墓穴は空けないで吉。
空いている墓穴があるならば、埋めて吉。


砂利や砂で埋めておけば済みます。
それを改めて空けるのは簡単です。


上記のような知識というのは、
必要に迫られてから慌ててではなく、
他人事として聞いていられるようなときから、
知識として持っておけると安心です。


それでは☆


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《西企画の日常:猫のいる風景》

僕の仕事場へ向かう廊下で、
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