苦のないところに煙は立たず。


悪運が吹き出るのは、自分の中に、
何らかの暗くて重い塊があるからです。


どんなに良好な人間関係でも、


『あの人、評判悪いよ』


という噂で揺らいでしまうことがあります。


どんなに素敵な住環境でも、


『ここ、出るらしいよ』


の一言で乱れが生じることもあります。


いずれもそれは、実際の現実ではなく、
自分の心の底に沈殿した、苦の塊が原因です。


苦があるから、不確かな噂や、
無責任な一言で、簡単に煙が立ちます。


それがモクモクと立ち上って、自分を曇らせます。


運の世界でも同じようなことが言えます。


『それ大凶方位だからダメだよ』
『うわあ、この家、家相最悪だね』
『あの人とは星の相性が大凶だから別れた方がいい』


と、責任を取る気のない、
しかも相応の専門知識を持っているわけでもない、
無責任な素人から言われたとして。


僕がどれだけ、十分な根拠と共に、
この道で食っている専門家としての立場から、


『そんなの気にする必要ありません』
『聞いた瞬間に忘れちゃっても問題なし』
『真に受ける価値のない妄言です』


と説明したところで、言われた当人は浮かぬ顔です。


百歩譲って、確かにそれが凶だったとして。


だったら、基本的な対処はシンプルです。


凶時期に事始めをしたのなら、吉時期に仕切り直す。
凶方位へ移動したのなら、吉方位へも出かける。


絆が解けそうならば、良く話し合って結び直す。
自宅におばけが出るならば、家相を整え結界を張る。


そのようにして、同質の運で補うことができれば、
それが最も効果的な基本の対処となります。


けれど、それで自分の中にある、
不安や心配の塊がなくなるとは限りません。


それが苦として自分の重荷になっているうちは、
ずっと煙は立ち上ったままだし、
それがあるはずのない凶作用を具現化してしまうことさえあります。


病は気から。
人は見たいものだけを見る。
自分が見えると思えば、おばけさえ現れる。


そんな場合。


現実的な対処によって理性に訴えかけるよりは、
何かしらの儀式や呪いによって感性に働きかける方が、
問題は解決されやすいです。


★お札
★お守り
★厄除け
★地鎮祭
★先祖供養


などの方が効く、というタイプの人も、
一定数は確かにいる、ということです。


苦のあるところに煙が立った場合。


つまり、理論上の凶ではなく、
自分の中の不安が凶作用を呼んでしまっていたとしたら。


どんなに吉を求め知識を追求し、
理性で対処しようとしたとしても、
費用対効果は薄いはずです。


幸運のために多くの投資をしたとしても、
トラブルは解決しないでしょう。


苦にしている間、それがずっと煙を上げ続け、
凶を具現化するからです。


そんなときは、まず自分の心を癒して吉。


自分が安心するために、
お祓いを受け、お守りを持ち、
感性の重荷を手放すのが先決です。


それでは☆


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《西企画の日常:玄関に白菜》

外出から帰ってくると、
玄関にでっかい白菜がゴロリ。

白菜

誰の仕業かは分かっているので、
こちらはありがたくニヤリ。

素晴らしい街です、富岡。