住居の西面を守る立派な生垣。


『久根(くね)』


とも呼ばれる防御壁です。

西の生垣

弊社のご近所では、こういった風景が、
当たり前のようにまだ多く残っています。


家相学を学ぶまでは、それを目にしても、
特に何も感じず、スルーしてきました。


『維持管理が大変だなあ』


なんてことぐらいしか思いつかなかったです。


ところが。


住環境が運に与える影響を調べるために、
地相や家相の知識を学ぶほどに、
生垣の素晴らしさに感服します。


西や北西、北から吹き込む厳しく冷たい冬風や、
ギラギラに差し込む真夏の西日の暑熱から、
土地と家と人を守ってくれるのが、生垣です。


今では、この風景を目にする度に、


『こうやって、人は家運を守ってきたんだ』


と、その創意工夫に感動します。


植物なので手入れは必要。
けれど、春夏秋冬に応じて、その都度、
異なる役割を果たしてくれるのが、
この生垣ってやつです。


その手間暇の対価として、
コンクリートの無機質な壁とは一線を画す、
優れた運への好影響を期待できます。


賃貸物件などで角部屋であることを売りにし、


『日当たり良好、南西の角部屋』
『南面と西面の二面採光』
『綺麗な夕日の見える明るいお部屋』


などというキャッチコピーを見かけることがありますが、
運のことを考えた場合、あまり魅力は感じません。


少し高めの価格設定をしているならなおさらに、
すぐ見切りをつけ、別の候補を探すのが良いです。


南や東からの光と風と気は大歓迎ですが、
西面のそれは不必要です。


全て壁で塞がれている方が良いくらいです。


けれど、自然光による明るさや清めが、
西面の部屋にも必要なときはあるし、
空気の入れ替えのために窓を設置することもあります。


建築基準法上の条件により、
窓をつけないと申請が通らない場合もあります。


そんなときは、窓や勝手口などを設けるわけですが、
そこで重要度が増すのが、生垣です。


直射日光と木漏れ日は、運の質が違います。


直接紫外線を受けるより、
植物というフィルターを通した方が、
より人に優しい運へと変わります。


風や音も同じです。
生垣を通すことで、より良い気へと変化します。


石や板という素材だと、そういうわけにはいきません。


石の壁や板の塀は防御力が高いので、
外敵の侵入を防ぐお城や武家屋敷には良いですが、
一般家庭においては、実はあまりお勧めではないです。


可能であるならば、生垣や植樹により、
家を守るのが理想の幸運住宅です。


生垣は、運の結界であり、天然のフィルター。


土地の狭い都会においては、
近隣との兼ね合いもあり難しいでしょうが、
一度は検討してみる価値が大いにあります。


それでは☆


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