曳家(ひきや)や引き移転などと呼ばれる、
解体せずに建築物をそのまま移動する行為は、
家相学上、かなり良くないものとします。


今の時代は技術や設備が大きく向上し、
大規模な曳家が比較的安価に可能だと聞きます。


都市計画や災害などの理由により、
現住居を立ち退きせざるを得なくなった場合、
移築や再建築(別に用意された土地への新築)より、
曳家の方がお金も時間も労力もグっと節約できるとのこと。


行政担当者の方から、


『今の技術なら、どれだけ距離が長くても曳けますから!』
『別の土地でも、これまでと同じお家で暮らせます!』
『強度が下がることもないので安心です!』


と、前向きにお勧めしてもらえるらしいですが、
運のことを考えるなら避けた方が無難です。


建物を一度解体して部材を移動し、
新たな土地で再構築する『移築』は問題なし。


解体をせずに基礎と住居を切り離し移動する曳家(ひきや)を凶とします。


移築や新築の方が、多くのエネルギーを必要とするため、面倒です。


けれど、運においては、そちらの方が安心です。


『曳家がなぜ凶なのか?』
『曳家することで具体的にどんな悪影響があるのか?』
『誰が曳家はいけないと言い始めたのか?またその根拠は?』


と問われると、正直、blogで簡潔に分かりやすく説明する自信はありません。


イメージでお伝えするとしたら。


『家と基礎、家と土地を断ち切る行為』


というのは、とても不自然でイレギュラーな行為です。


建築や取り壊しと比べて、人の暮らしの営みの中では異例な作業です。


お城などの歴史的建造物のことを言っているのではありません。


人が暮らす家を大地から切り離し、
本来移動しないはずの自分の太極を自由に動かしてしまったら、
不動産は不動産じゃなくなってしまいます。


そのリスクは、なるべく避けた方が良い、という考え方です。


曳家を職業になさっている方も大勢いますが、
その方々は、住居の新築や改築と同じように、
みんなに曳家をお勧めしているのではないはずです。


『やむを得ぬ事情により、曳家するしか問題解決方法が見つけられなかった人』


の手助けとして、その技術によりサポートするプロフェッショナル。
そういう存在として、各地で活躍しているのだと思います。


もしも現在の持ち家が都市計画区域に入っていて、
10年後、または20年後に立ち退き取り壊しの予定が確定しているならば、
まず考えるべきは、予定の1年前までの転居です。


立ち退き期限のギリギリまで居座るのではなく、
10年先を見越して転居計画を立てるのが安心。


現代的な一戸建て住宅を移築するのは、非現実的です。
おそらく、取り壊して新しく立てた方が早いし安いはず。


昔ながらの大工によって立てられた古民家ならば、
部材の全部、または一部を使って移築をするのは可能。


それでも、多くの予算と労力、また技術を必要とします。
歴史的な価値や、公からの助成金、
または一族全体の意志による家屋の継承でもない限り難しいです。


移築は転居の次に考えるべきです。


そして。


転居もダメ。
移築も難しい。
他に選択肢がない。


そうなった場合の、最後の最後の選択肢として検討するのが、曳家です。


そうならないために、10年以上前から準備し計画すべきが、転居です。


『曳家もアリ!』


ではなく、


『曳家しなくて済むように!』


という人生設計を立てて吉。


それでは☆


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