月に1度、大人の癒しイベントです。

木火土金水
木火土金水

自然の力を上手に活かしていきましょう、という主旨で、
毎回、異なる様々な具体策をご提案しています。

★木火土金水 vol.12

日程:2016年11月21日(月)
時間:18時15分集合
場所:大本山永平寺別院長谷寺
料金:100円
内容:座禅&11月の栄養補給


今回の主題は“お寺で座禅”でした。


舞台となったのは、長谷寺@六本木。



浄化の小雨がパラつく中、山門の前で現地集合。

お待ち合わせ

薄暗く、分かりにくいアクセスという悪条件を乗り越え、
よくぞみなさま辿り着いてくださいました。

長谷寺

木火土金水では初となる、夜の会。
しかも、初心者講習付きとは言え、僕にとっては始めてとなる坐禅。
どんな時間になったか、レポートを以下に。


坐禅@長谷寺

※坐禅中は撮影不可のため、テキストのみのご報告となります。
※今回は、初心者のための坐禅講習でした。

受付を済ませると、男女別の控え室(更衣室)に案内してもらえます。
僕はこの日、ギックリ腰を抱えての参加だったので、
最初から柔らかい服装でお伺いしました。

着替えやトイレを済ませ、靴下を脱ぎ、素足で時間を待ちます。
(女性のストッキングは問題なしだそうです)

時間になると、初心者用の坐禅会場へ。
本来は専用の坐禅堂で行うわけですが、
その前に基本的な作法と心構え、そして坐禅の基礎を学びます。

今回は、担当の方の説明の仕方が良かったのか、
それとも、それが通常運行なのかは分かりませんが、
挨拶の仕方や最低限の専門用語を、かなり詳しく教えていただけました。

中でも特に印象に残っている部分は、、、

▼身心一如(しんじんいちにょ)

・体と心は1つ。不可分。連動。
・心を意志で制御することは難しい。
・体は自分の意思で制御することができる。
・体の行いを整えることで仏の心を模倣できる。
・作法に則ったルーティーンにより、仏様の有様をこの世で表現する。

というようなことを、日本人メジャーリーガーとして最も有名な、
イチロー選手を例えに出したりしながら説明してくれて。

このルーティーンというキーワードは、
まさに二黒土気の年の課題であり運勢で。

『ここに来て改めて確認させられたわあ』

と、感慨深く聞いていました。

▼一行三昧(いちぎょうざんまい)

・余計なことに心を奪われない。
・むやみな連想や想像で心を乱さない。
・目の前の1つの行いに集中する。
・1つのことを集中して行ってこそ、成すべきことを成せる。
・坐禅において集中すべきは息(自分の心であり呼吸)。

身心一如の後に続いたのが上記のお話で。

集中とは一白水気。

『二黒土気の次には一白水気が来たか』

と勝手に妄想し、1人心を乱していました。

2017年の課題とは、まさに一行三昧。
選択し、集中してこそ運が動く年。
その流れ、確認させてもらえたような気がします。

▼坐蒲(ざふ)

個人的に最も大きな収穫となったのが、坐蒲の使い方でした。

坐蒲とは、丸い固めのクッションのこと。

座蒲

坐禅の際は、この坐蒲を用いて足を組み、姿勢を正します。

その際、担当者の方は、

『お尻にクサビを打つように』

という表現で使い方を説明していたのですが、それがしっくりきて。

ギックリ腰で参加していた僕にとって、
この坐蒲を用いて骨盤を立てるような感じで姿勢を保つのは、
まさに必要だった日常に役立つ知識。

以降、帰ってきてからも早速、クッションを使って、
腰にクサビを打つように座るようにしています。


懇親会という名のエネルギー補給

講習を聴き、2回の短い初心者坐禅を終えたら、
みんなでタクシーに分乗し、六本木交差点まで移動。

11月という超繁忙期を乗り切るための決起集会。

僕もやる気満々で、普段身に付けている鎧を全て外し参加しました。

坐禅がみっちり2時間かかり、
21:00という遅いスタートだったこともあって、
終わりの時間があっという間に来てしまったのが残念。

それくらい、とても楽しい懇親会でした。

全ての方のご質問にお応えすることはできませんでしたが、
いつもとは違う雰囲気の中、お酒も補給しつつ、
リアルな運のコミュニケーションをさせていただきました。

またすぐやりたい。
何なら2次会もありで。

懇親会

次回予定

年内の木火土金水は今回が最後。

多くのご参加ありがとうございました。

12月はそれぞれの師走を穏やかにお過ごしください。

次の機会は2017年1月29日(日)の予定です。

詳細は改めてblogにて。

それでは☆