引越し蕎麦や年越し蕎麦は、


『良き縁が繋がるように』


という縁起を込めた風習だと思うのですが、
別に引越ししてなくても、大晦日じゃなくても、
麺類を食べることで社交運を高めることは可能です。


僕の暮らす街では、冠婚葬祭などのご馳走の席で、
親戚みんなで会食をする際、最後に麺類が登場します。


寿司やピザなどの炭水化物を散々頂いた後、
茹でて数時間経過したうどんが出て来て、
誰も疑問に思わずそれで締めるのが通常です。


それもやはり、『縁起』を意識した文化なのでしょう。

麺

恋愛や営業における運の栄養補給として、


『長いものを頂く』


というのは運の良い選択です。


『長いものが人と人を繋げる』


という縁起から、


・パスタ
・うどん
・蕎麦
・ラーメン
・フォー


など、麺類が社交運を上げるというのは、
九気学における、四緑木気の作用から考えられることです。

P135:04四緑

四緑木気とは、縁に作用する力。
長いものには四緑木気のエネルギーが宿るので、
それを体内に取り込むことにより、縁の力を補給しようという理屈。


それ、食べ物だけではなく、衣服や持ち物にも同じことが言えます。


リボンは良縁を結ぶモチーフだし、お箸も縁起が良いとされます。


僕はリボンを取り入れる余地はあまりないのですが、
プライベートでもオフィシャルでも、常にマイ箸を持ち歩いてはいます。


外出時の良縁のお守りとして2年くらい探し続け、
南東の吉方位にて見つけ出した思い入れのあるものです。


食べ物や持ち物など、長いものが縁に良いというのは、
日本においてそこそこ定番の基礎知識。


祝い袋の水引なども意味は同じ。


その際、長いのが良いのはその体裁だけでなく、縁そのものにも当てはまります。


縁は広いより長いを吉とする。


広く増やすのではなく、長く続けてこその縁。
人脈の吉凶は、繋がりの長さで決まります。


植物の枝葉や根が広がる際、まずは1本から始まり、
そこから分岐して繋がりながら伸びていく様。


その長い繋がりが、最も良い縁の理想型であると考えられます。


無数の浅い人間関係より、少数でも古く長い付き合いが吉。


友人でも親族でも顧客でも、縁は広さより長さを目指し、
上手に距離を調整しながらお付き合いを続けていくのが運の基本。


その際、幾久しい関係性を手に入れるための縁起物として、
長いものを食べたり贈ったり身に付けたりするのはお勧めです。


それでは☆


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《西企画の日常:綺麗なコレクション》

講座でスペースアンジュさんを訪れる度に、
オーラソーマのボトルを目にして癒されます。

DCIM1115

同じ形のものが綺麗に並んでいるコレクションって素敵です。

これがミニカーでもフィギュアでも同じに好きです。

そして。

『整然と並んだ状態』

というのは、清めであり結界です。

本棚でも食器棚でも、綺麗な配置は場を清めます。

そういう意味でも、綺麗なコレクションは好きです。