・泣くこと
・悩むこと
・痛いこと
・我慢すること
・無理をすること


それらは、ある種の快楽のようなもので。


脳内麻薬でも出るのか、実は気持ち良い状態でもあります。


当人にとっては間違いなく確かに痛いし辛いし悲しいけれど、
本当の苦しさは、その問題をいかに解決し、
その状況から抜け出すための具体的な努力を求められたときに発生します。


その手前の段階で、ただ泣き、ただ悩み、
ただ我慢や無理を重ねている状態は、快楽です。


その不幸に耐え得る分泌物を、脳が本能的に放出します。
心や体が今以上に具合悪くなってしまうのを防ぐために。


その副作用が、停滞への依存です。
人は、運が悪化し停滞した状態から抜け出すのは難しいです。
泣いたまま悩んでいる方が、楽だし気持ち良いからです。


『悲劇のヒーロー症候群』
『悲しみのヒロインシンドローム』


とも言えるかもしれません。


そんなこと、確かな苦しみの中で泣いている方には言えませんが。
その辛さは決して嘘ではないし、演技でもないので。


人はどういうわけか、Mっぽいというか、
自分で自分をいじめることで安心できるところがあるみたいで。


・頑張っちゃてる方が気が楽
・悩んでいる方が落ち着く
・無理することで安心する
・痛いくらいが生きてる実感湧く
・常にどこか筋肉痛になっていないと不安


そんな感じ。


その頑張りは立派ですが、決して運には良くないです。


停滞に依存してしまったり、無理に逃げてしまったりするうちは、
なかなか流れは整わず、むしろ乱れる一方です。


そんなときは。


・できることをやる
・できる範囲でやる
・できるだけやる


といった、簡単な所から打開の道を模索するのが正攻法です。


とは言え。


『どうしようもない』
『どうにもならない』
『八方塞がりで打つ手なし』


という現実に打ちのめされることがあるのは分かります。


けれど、そんな場面でさえ、できることはあります。


特に、運の世界には、常に対策が複数用意されています。


・吉時期のリスタート
・吉方位への旅行
・家相の改善
・先祖供養
・九星学を活かした自己演出


などなど。


それらは直接的な解決には結びつかないかもしれませんが、
少なくとも、できる何かではあるはずです。


停滞への依存という底なし沼から抜け出すための一歩としては、有効です。


『ダメだぁ、難しいー、苦しいー』


という快楽の悪循環を断ち切るきっかけには成り得ます。


できることからコツコツと、という具体的行動を求められたとき、
できることが分からず、間接的なアプローチさえ見つからず、
やっぱり悲劇や不運の渦に巻き込まれるしかない、という状況において、


『運を良くするための行動』


というのは、思わぬ糸口になってくれるはずです。


それでは☆

《西企画の日常:迷って吉》

今年は迷いの年らしいです。

迷うような出来事が起こる運勢だそうです。

他の誰でもなく、僕自身の口が、そう言ってきました。

これまで、何度も、各地で。

そして8月。

実際、色々と迷っています。

明確な答えが見つからず、保証ある未来なんてあるわけなく。

でも、迷って吉。

時間がかかることに、時間を惜しむのは凶。

確かに自然の流れに乗れているならば、自信を持って迷おうと思います。

迷い