運に何らかの問題が起こったとして。


そこで目指すべき方向性は大きく分けて2種類。


1.吉となる解決法
2.凶への対処法


のいずれかです。


『解決にしますか?』
『それとも、対処にしますか?』


この二択になります。


多くの場合、解決法にこだわると壁に当たって不安が増します。


吉を選ぶのは難しいことが多いからです。


その難しい吉にこだわって、


『吉でなければならない』


と自分を追い込むと、どんどん運は落ちていきます。


問題の理想的な解決を目指し、
教科書通りの吉を絶対条件にすることで、
人の運が悪くなってしまうわけです。 


なんという悲しい逆効果でしょう。


運や理論に対して誠実であろうとすればするほど、
当人の望むゴールは遠ざかり、望まぬゴールへと向かってしまうのだから。


そんなことなら、解決なんてあきらめてしまえば良いのです。


解決が難しい問題ならば、どこかで心を切り替えて、
対処の方法を模索する方が、運を整えやすいということ、
より多くの方に気付いて欲しいです。


理屈に対しては不誠実になってしまうかもしれないけれど、
その方がはるかに現実的で無理がなく、自然の流れに沿えるはずです。


凶であることを受け入れて、求められる対処に力を注ぐことで、
選べない吉を強引に求め続けるより、摩擦や消耗は減ります。


凶時期に転職しなければならなくなったとして。


解決方法は、


『そんなの絶対ダメ、理想の吉時期に転職できるように、会社にかけあって!』


という感じでしょうか。


凶方位に転居しなければならないならば、


『そんなことしたら地獄に落ちる、転居は必ず吉方位でなければならない!』


っていう厳しい制約こそ、理論的に間違いありません。


でも、そこにこだわると、幸運も良縁も目減りします。


僕なら、比較的早めの時点で、スパッと気持ちを切り替え、


『はいはい、その転職や転居、凶で上等、そっからが勝負でしょ』
『今回の凶を踏まえて、そこからどう対処していくかで人生決まる』
『時期には時期の対処があり、方位には方位の対処がある』


と、腹をくくるわけです。


上記の態度や心構えは、決して理想の解決方法ではありません。


それは潔く認めます。


けれど。


人生という現実の荒波においては、それこそが、
悩みや不安と向き合う方法になると思うのです。


そして、そういう自分であるために僕たちは、
運の知識を学んでいるのでしょう。


吉ワンパターンのゴリ押しで疲弊する理想主義を否定するつもりはありません。


そこはとても大切な目安であり目標です。


でも、それで自分の人生を犠牲にするのは本末転倒。


優先すべきは、無理のない自然な流れ。


そこを大切にしてこその吉だと思います。


それでは☆


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《西企画の日常:パエリアの季節》

友人から誕生日プレゼントにもらった、鉄のパエリアパン。

何度も錆びさせてはリセットし、管理に苦労してきました。

最近になってようやく育ってきて、問題なく使えるように。

僕のこだわりとして、パエリアにはインゲンが必須。

普段は高くて手が出ませんが、夏の旬なら問題なし。

この夏はパエリアを極める予定です。

パエリアパン