今、自分が不調や停滞、悩みや不安の中にあるとして。


そういう自分が書く文章は、その体裁が比較的乱れがち。


考えがまとまらず、脈絡を失い、その結果、分かりにくいものとなりやすいです。


そんな状態でメールまたは手紙などを書くことになり、
自分の悩みや不安や疑問を視覚化したとして。


そこに生じる文章の乱れを整え直すことで、運の乱れまで修正可能です。


文章を直すと運も治る

乱れた気持ちがあるなら、乱れたそのままに、
読み手のことなんかお構いなしで、
とにかくまずは文章を書き繋いでみる。


それを自分で何度も見直し、適切な句読点を与えてみる。


ただ文字を並べるのではなく、相手が読みやすいように、
ちょうど良い所で改行を加えてみる。


圧迫感のある、ギュウギュウした見た目にならないように、
行間やスペースを作ってみる。


可能なら、大見出しや小見出しを加えてみる。


長い文章になって読みにくくなってしまっている箇所は、
意味を分けて箇条書きに書き直してみる。


漢字はちゃんと漢字に。
平仮名やカタカナも分別し使い分けて。
ときには『鍵かっこ』やーハイフンーも利用して。


そうすることで。


文章そのものだけでなく、現状の自分自身の運までも、整えることが可能です。


文章を通した運の調律

自分の運が乱れているときに書いた文章が、混乱していた場合、
自分自身を整えるのではなく、自分が書いた文章を整えてみてください。


その過程で、自分の考え方や動き方、心と体と魂の状態が整理され、
自分を取り囲む周囲の乱雑さも、少しずつ、整ってきます。


間接的な運へのアプローチではありますが、
直接的でない分、穏やかに柔らかく作用し、副作用がありません。


これは、僕自身、良くやる運の調整・調律方法です。

【文章校正による運の調律】

★とりあえず書き出す
★箇条書きにする
★文章に順番を付ける
★カテゴリー分けをする
★自分以外の誰かが読んでも分かりやすいようにする



などなど、方法は複数あります。


相手にとっても分かるように修正

例えば、僕にとって社内や社外における会議の時間は、
乱れた思考や不安な気持ちを整える絶好の機会です。


頭の中の整理が付かないときは、
誰かに相談に乗ってもらうのではなく、
みんなに会議に付き合ってもらいます。


そこで、レポートというかリマインダーを作る感覚で、
自分が司会進行をするのではなく、書記になったつもりで、


・今、判断に迷っていること
・抱え過ぎて収拾が付かなくなったアイデア
・溢れる想いやガッカリなショック


などを他人事のように書いていきます。


そして、参加者にシェアをするために、
自分だけが分かるように書いたメモを、
相手にも分かるように書き直し整えていくわけです。


その過程で、迷いや悩みの8割は解消されるし、
残りの2割も、分からないことが分かってすっきりします。


今まで、そのスタイルで、どれだけの不安や苦しさを解放してきたことか。


付き合わされる家族や友人、スタッフや取引先には、
毎回ご迷惑をおかけしていますが、
僕にとっては欠かすことのできない会議です。


鑑定現場での校正による調律

文章校正は、鑑定のご依頼を受けた際、
そのご相談内容を整理する際にも用います。


まずはとにかく先方の状況や心配を聞き出し、
ご相談内容の要点や、鑑定のために足りない状況を補充していきます。


その後、問題の全体像を推測・把握してから、
箇条書きの文章にまとめ直して、何度か校正。


それをご依頼者様にお見せし、
ご相談の趣旨とご提案の内容に誤解がないか、
ご確認をお願いするようにしています。


中には、電話鑑定やメール鑑定において、
整理されたご相談内容の確認文を見ただけで、


『不安や悩みが解決してスッキリした』


と言ってくださる方もいます。


これは結果として、校正を通して、
ご依頼者様の運を調律したとも言えます。


自分の文章を校正する習慣

僕たちは小説家ではないし、文章でご飯を食べているわけでもありません。
文字を書くのはあくまで、思考や要望を視覚化するための手段です。


だから、自分が書く文の校正は、
何か特別なこととしてではなく、日常の中で行う必要があります。


・メールを送信する前に一度校正する。
・SNSに投稿する前に念のため読み直す。
・自分の書いた文章を相手が読みやすい文章へと修正する癖を付ける。


そんな日々の意識の中で、校正を通して少しずつ運が整い、
未来の流れが整理されていきます。


自分の運を見直し整える

文章校正は、不調時ほど必要となります。


運が乱れているときほど、文章も乱れやすいからです。


相手に読んでもらうその前に、もう一度、
文章の見た目から、自分自身の現状をチェックし、
より良い状態に整えてから、先方へとお届け。


大切なのは、そこに運を見出し、それを整えることで、
文章を読みやすくするだけでなく、 自分の運にまで筋道を付けること。


慣れるまでは大変でしょうが、
下手なおまじないよりよっぽど効く儀式として、
多くの方にお勧めしたいです。


それでは☆


《西企画の日常:梅仕事2016》

毎年、梅酒を漬けます。

もう6年くらいになります。

今年も、“まさときさんちの梅”で。

梅仕事2016

摘んだ梅を一晩水に漬け、
良く洗ってから風通しの良い日陰で乾かし、
選別しながら1つ1つヘタを取り。

・焼酎梅酒 2升
・ブランデー梅酒 1升

二種類の仕込み完了。

完成が楽しみです。