運の世界において、直感は大切な情報源です。


それがあるから、五感だけでは分からない本質を、
拾い上げ、救い出し、判断材料へと昇華することができます。


ただ、そんな優れた直感も、強すぎてしまうと、
人生を生きにくくするお荷物にもなり得ます。


・感じ過ぎてしまうことで、余計な不安を膨らませる。
・気にし過ぎてしまうことで、過剰なストレスが生じる。
・一般的な常識とは異なる感覚を、誤解される。
・自己表現が理解してもらえず、孤立する。
・見たくないものや聞きたくないことまで、入ってくる。


など、様々な不都合、不具合が頻発します。


第六感が過敏になると、その他の感覚が鈍り、
見たり聞いたり話したり触ったりする能力が停滞し、
みんなが当たり前にできるようなことさえ、難しくなります。


だから感受性が豊かで直感力が強いことは、
必ずしもメリットばかりではありません。


むしろ日常生活においては、邪魔になることの方が多いです。
無神経で鈍感な方が、よっぽど楽に暮らせます。


基本的に、第六感や第三の目なんて言うものは、
閉じられているのが無難です。


もしも開きっ放しで過ごしている方がいるならば、
閉じる練習であるとか、覆う工夫が必要になります。


対処となる具体策は、大きく分けて2つ。


1.観察する
2.模倣する


どちらも、九紫火気の行為であり、感性の暴走を抑える効果があります。

P135:09九紫

周囲の言動を良く見て真似をする。
それにより、五感を強制的に働かせます。
その結果、開き過ぎた第六感を抑え閉じることが可能です。


家庭や職場や交際の現場において、意識過敏となったときは、
模倣と模倣により対処する癖を付けられると良いと思います。


目の前の相手や、周囲の存在のことを良く見て、
その言葉を聴き、時には実際に触れて、
そこで得た情報を元に、自分も同じようにやってみる。


例えば、誰かと食事に行ったならば、
オーダーをする際に、メニュー表ではなく、
相手の言動や表情の方を意識します。


その上で、相手が、


『私はカレー!』


と言ったなら、


『じゃあ、自分もカレー!』
『私も同じもので!』
『それ美味しそう、、、私も!』


と対応するわけです。


観察と真似は、乳幼児の必殺技です。


彼ら、彼女らは、まだ知能や身体は未発達ですが、
感受性はバリバリに冴えて、第六感で生きています。


乳幼児は、知識や経験ではなく、本能的直感によって存在します。


そんな彼らがこの世界でのバランスを身につけるために、
まず、こなすのが、観察と模倣です。


それをすることで、閉じてしまう感性や、
失ってしまう気付き、インスピレーションもあるかもしれません。


けれどそれらは、必要な時に、
スイッチをオンにして引き出せれば問題なし。


過敏が問題となる平時においては、観察と模倣により、抑えて吉。


自分の鋭さを持て余している方は、できる所から試してみてください。


それでは☆


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