
陰陽学を根拠にすると。
入れる/出すはワンセット。
入れるためには出す必要があるし、出すためには入れるのが効果的。
呼吸が分かりやすい例。
吐くためには吸う。
吸うためには吐く。
呼気と吸気はワンセット。
ただし、運を考えた場合、何でも入れて出せば良いってわけじゃない。
そこで大切なのは、当たり前ながら、
『入れたいのは良いもの』
『出したいのは悪いもの』
ということ。
健康でも交際でも経営でもあらゆる分野において、
吉(必要)を入れ、凶(不必要)を出す、
という陰陽バランスが大切。
そのとき。
良いエネルギーを入れると悪いエネルギーが出ます。
悪いエネルギーが出ると良いエネルギーが入ります。
出た悪いエネルギーはトラブルとして現実に悪影響を及ぼします。
宿便が臭いのと一緒。
出た分は運が軽やかになり、出る前より清らかになります。
いわゆるデトックス。
または厄落とし。
それで吉運と凶運のエネルギー交換完了。
多少の痛みは伴うものの、運の呼吸としては良い組み合わせです。
運が良い人は、小難はしばしばあるものの、
大難とは無縁な人生を歩みます。
運が悪い人は小難とは無縁なものの大難で一気にへこみます。
デトックスや厄落としが足りないと、そうなります。
繰り返しますが、入れる/出すは2つで1つ。
良いものだけを入れる一方、ということは不可能です。
悪いものだけを出す一方、というのも不自然です。
入れたら出るし出したら入る。
良いものを入れたら悪いものが出るし、
悪いものを出すと良いものが入る。
食事で良いものを食べるのは、単に体に良いからだけでなく、
悪い運を出すためでもあるわけです。
『○○の膿を出す』
と言いますが、それは良いものを入れる手段でもあります。
良いエネルギーが入ると悪いエネルギーが出て行く。
または悪いエネルギーを出すために良いエネルギーを入れる。
汚れを持たない人や物や場所はないから、良いエネルギーの補給は定期的に必要です。
・良いものを食べていない。
・良い人に会っていない。
・良い場所に行っていない。
・良い音を聴いていない。
・良いものを使っていない。
それらが持つ本当のリスクは、貧相な人生になることではなく、
悪いエネルギーが出て行かないために溜まってしまうこと。
毎日でなくとも定期的な良いエネルギーの補給は不可欠。
汚れているから掃除するのではなく、汚れていようがいまいが掃除する。
苦しくなってから呼吸をするのではなく、吸ったら吐くし吐いたら吸う。
都合の良いときだけ吉や凶を気にするのではなく、
普段からなるべく吉を選びなるべく凶を避ける。
それが健康的な陰陽バランス。
体の膿を出す。
組織の膿を出す。
人間関係の膿を出す。
それ自体は、誰しも定期的に必要になる作業で。
悪い運を溜めてしまう人間の構造は、変えられるものではありません。
健康な人でも溜まる膿はある。
仲の良い夫婦でも、順調な会社でも、悪い物は溜まります。
それを出したいなら、入れるべき良いものを選んで吉。
それでは☆
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