
自然の流れは一定ではありません。
早くなったり遅くなったりします。
この一定ではない波の強弱のことを、運勢と呼びます。
運が持つ勢いは、強まるときもあれば、弱まるときもある。
強くなったあとは、弱まることになります。
弱くなった勢いは、いずれ必ず、強まるときがきます。
西企画では、この運勢の違いを、
・助走:運が動き始めるとき
・繁忙:運が動くとき
・休息:運が動かないとき
の3つに分けて、こよみに記しています。
特に各月に備わる助走・繁忙・休息の流れは重要。
1年間をより良く過ごす上で、最も役立つ目安となります。
講座やブログでお話をするときは、
『先月は運が動き始める助走期でした』
『運が動く繁忙の来月を見据えて』
『今月は運が動かない休息の時期』
そんな表現をすることが多いです。
それぞれの期間に備わる運勢の強弱。
自然の流れに乗るためには、その強弱に合わせて過ごすことが求められます。
各期間の最適な過ごし方を、以下にご紹介します。
運が動き始める助走期の過ごし方
人が動き始める前には準備運動が必要です。
いきなり頑張り始めると怪我をしたり失敗したりするからです。
会話にも枕詞や前振りというのが必要で。
映画や小説などの物語にはプロローグがあります。
お料理の前にはお買い物や下ごしらえが欠かせません。
助走の1ヵ月とは、繁忙の激しい動きを前に、緩やかに心と体と魂と動かし始める時期です。
意識して周囲を見渡すことで、運の胎動(動き出そうとする気配)を感じることもできます。
運が動く繁忙期の過ごし方
大きな予定を1つだけ入れるより、小さな予定をいっぱい入れる方が吉。
大きな決断を無理して下すより、小さな決断をフットワーク軽く積み重ねて吉。
プレッシャーで頭や体が重くなるのは、予定や決断が大きすぎるから。
先に向き合うべきは小さな方。
予定の内容や決断の種類にこだわる必要はなし。
仮に遊びや家事だったとしても、それは立派な運の動かし方。
大事な仕事や人生の節目など、シリアスなことだけにこだわらないで吉。
運が動かない休息期の過ごし方
自然の流れだとかエネルギーの残量だとか、時期の良し悪しだとかに関係なく、
全ての人たちにとって、休日というのは限られていて。
その限られた機会をいかに有効活用するかで、
未来のチャンスに思う存分頑張れるかどうかが決まってきて。
わずかな休息の時間でも、本気で休めば違うものです。
楽な方や、だらしない方を選ぶ、というよりは、
『それって体が休まる?』
『それで心が癒される?』
『てかちゃんと心や体のメンテナンスしてる?』
って部分を基準にスケジュールを組んで吉。
気力や体力の配分の鍵
1年12ヵ月365日を、ずっと頑張り続けることができたら、
それはとても素晴らしいことですが、現実的には無理があります。
ずっとサボり続けるのも、当然、運気の停滞に繋がります。
では、同じ一定のそこそこな頑張りで1年間を過ごし続けるのはどうか?
答えは、残念ながら、凶となります。
なぜなら、運勢には強弱があるからです。
風の吹く日は吹くなりに、雨の降る日は降るように、
その成り行きに合わせて言動を決め過ごすのが、無理のない生き方。
助走・繁忙・休息の流れが分かると、
『どこからぼちぼち動き始めるか?』
『どこで一生懸命頑張るか?』
『どこはサボっても問題ないか?』
というスピード調整の塩梅が分かり、最適な運のペース配分が組めるようになります。
力の入れどころや抜きどころに迷ったときは、是非、こよみを開いてみてください。
それでは☆
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