生活でも、仕事でも、スケジュール帳とカレンダーで、
同じ情報を書き込む必要があること、多々あります。


というか、スケジュール帳とカレンダーの、
両方に書いてあってこそ、役に立つ情報があります。


なぜなら。


閉じられた陰のスケジュール帳と、開かれた陽のカレンダーでは、
異なる意味で僕たちに作用するからです。


全く同じ情報が書き込まれていたとしても、
それがスケジュール帳の上なのか、カレンダーの上なのかでは、
未来の運に与える影響が違うわけです。


実用例その1。


自分だけでなく、他人にも知っておいて欲しい情報は、
閉じられたスケジュール帳だけでなく、
開かれたカレンダーにも書き写してこそ、
周知・告知・情報共有が進みます。


・スタッフ全員に知って欲しい仕事の予定
・家族全員が関係する地域行事の日時
・組織全体で共有すべきチーム目標


などは、カレンダーを始めとする開かれた情報にし、


『聞いてないよ、とはいわせなーい』


という工夫をして吉。


実用例その2。


自分の記録や記憶だけでは心もとない、
どうしても忘れるわけにはいかない、とても大切な情報は、
閉じられたスケジュール帳にどんなに太字で記入しても、


『それを書いたことを忘れる』
『せっかく書いたのに開くことを忘れる』
『書いておいた場所がどこだか忘れる』


などすれば、結局、忘却のリスクは一定です。


忘れるときは、忘れます。


けれど、それを開かれたカレンダーにも併せて記入した場合、


『それを見る機会が増える』
『それを見る人が増える』
『どちらか紛失してもどちらかは残る』


などの情報の広がりにより、忘却のリスクは減ります。


パソコン回りにポストイットなどの付箋の花が乱れ咲きの方には、
上記の感覚、分かってもらえるはずです。


けれど、パソコンは今はどちらかと言えば私有物であり、
閉じられた情報的な陰の作用が強いので、本当に忘れちゃいけないことは、
よりオフィシャルに近い、カレンダーに書き写した方が、効能は強いです。


ここまでが、既にみんな、当然のようにやっている、
生活や仕事のための、スケジュール帳とカレンダーの併記。


ここからが、運の話。


こよみの中にある陰の情報を、カレンダーにトレースして陽に変えるのも、
運を管理運用するにはとても有効な手段です。


同じ情報でも、働き方は違います。


運の良い大人にお勧めの、こよみ→カレンダーへのトレース項目に関して。


・時期の吉凶(方位の吉凶は掲載済み)
・休息→助走→繁忙の流れ
・各月の運勢のキーワード


などを、こよみからカレンダーへ書き写すことができたら、
陰から陽に変わった情報の作用により、
記憶は気付きになり、記録は閃きへと変わり、
大切な自然の流れを、無理なく意識しやすくなるはずです。
05.トレース

始めは面倒な作業かもしれませんが、
年に1度、恒例行事として済ませてしまえば、
そこからは1年間、ずっと効能が続きます。


幸運のおまじない気分でも良いので、是非試してみてください。


それでは☆


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