毎年、秋になると、受験に関する鑑定のご依頼が増えます。
最近では、高校・大学受験だけではありません。
幼稚園や小学校選びのご相談も多くなってきました。
そこではしばしば間違った不安や心配を見かけます。
『凶方位の学校を受験するのはダメ』
『受験のときに吉方位であったとしても、入学のときに凶方位ならダメ』
『吉方位の範囲内に希望する学校がないのだけれど、どうしたら良い?』
というもの。
そんな考えはなるべく早くぶん投げ捨てて吉。
吉方位の学校が吉とは限りません。
同様に、凶方位の学校が凶ということもありません。
進路選択において、方位は一切無関係とは言いません。
けれど、優先順位はそれほど高くなくて。
かなり下の方です。
地図を広げて方位の吉凶を気にする時間があるならば、
学校の評判や学ぶ環境の良し悪しをより詳しく調べた方が、
精度が高いし運も良いと思います。
受験に方位学を活用するとしたら、それは受験をする学校を選ぶためではなく、
受験勉強のエネルギー補給のためであるべきです。
勉強を頑張る原動力を手に入れるために吉方位へ出かけて吉。
それならば、ちゃんと効能すると思います。
ちなみに、受験に効く吉方位は南東です。
南東が吉となるタイミングで事前に積み重ねておくのが良いです。
神頼みならば、縁結びの神様をお勧めします。
頭が良くなる神様ではなく、必要な縁を繋いでくれる神様に見守ってもらいましょう。
方位の効能は遅効性なので、受験までに吉方位へは出かけず、
受験のときのみ吉方位の学校を目指したところで、
そう簡単にサクッと幸運を手に入れることはできません。
『方位の作用は吉も凶も遅効性』
ということをお忘れの方が多いようなのでお気を付けください。
方位の吉凶で学校を選ばせたり、子供の希望を制限したりするのは凶です。
仮に志望校が大凶方位なら、前後に吉方位へ行けば対処は可能です。
凶方位であったとしても、良い学校は、良いです。
吉方位であったとしても、合わない学校は合いません。
そこが良い学校かどうか、合う学校かどうかは、
方位盤を片手に吉方位一覧表を眺めていても分かりません。
受験すべき学校を見極めるためには、方位の前に調べるべきことがいくつもあるはずです。
受験校の選定に悩み迷ったとき、仮にそれが同じくらい良い、
または同じくらい悪い複数の選択肢の間で揺れているのだとしたならば、
方位の吉凶を判断基準にするのも良いと思います。
例えば、まず吉方位の学校から調べてみるとか、
大凶方位の学校を第2志望に避けるだとか。
方位の知識が役立つのはそういうときです。
自分にとって大きな価値がある物や縁や情報や場所や機会は、
凶時期や凶方位の悪影響を凌駕し、何だかんだ言って幸運に結び付きます。
紆余曲折を経て何だかんだ言うことになるかもしれませんが、
それでもなお、自分が信じて選んだ道は、ちゃんと自分の道につながっているものです。
凶方位の学校でも、そこに必要な設備や先生や環境があるならば、
一切の心配なく受験して(させて)吉。
最高の大吉方位にのみ良い学校があるわけではありません。
受験に方位は関係なし。
吉だの凶だの調べてる時間があるなら勉強して。
いや。
受験生本人が方位の心配をすることなんてほとんどないか。
受験生を抱えるお父さんやお母さん。
方位の良し悪しを調べるより、本人の向き合う方が大切。
そして、張り合い良く頑張れるように応援し、
せっかくの未来を吉だの凶だので制限しないように気を付けて吉。
それでは☆
PS
一方、合格した場合に転居を伴う受験なら、その方位の移動には吉凶あり。
学校選びに方位は関係ないけれど、転居は方位の影響あり。
それが凶なら対処が必要。
ちなみにここでの対処とは吉方位へ行くことです。
★質問専用エントリー5
ご質問はこちらのコメント欄にて承ります。
記事本文とは関係のないご質問であっても、
こちらにコメントいただければご返信いたします☆
コメント