
本当に眠くなり過ぎると、眠れなくなっちゃうから、そうなる前に寝て吉。
本当にお腹が空き過ぎると、食べられなくなっちゃうから、そうなる前に食べて吉。
エネルギーというのは、限界を超えて枯渇すると、
『エネルギー補給をするためのエネルギー』
までもが足りなくなってしまいます。
それはとても危険なことです。
『わたしはいつでも、どこでも寝れる!それが特技!』
『わたしは常にお腹が空いてる!食いしん坊!』
『眠れない食べられないなんて信じられない、むしろ羨ましい!』
という方は、幸運なのだと思います。
幸福の度合いは別にして、少なくとも、眠る力や食べる力はあるわけです。
眠るのにだって力は必要だし、力がなかったら食べることさえできません。
その感覚は、人並み程度に健康な状態では分からないものでしょう。
でも、眠れない辛さや、食べられない苦しさを、
どこかで一度味わったことがある方ならば、きっと共感してもらえるはずです。
眠るための余力がなければ、眠るべきときに眠ることができません。
食べるために必要な最低限のエネルギーまで使い切ってしまったら、
食べなくちゃ死んでしまうとしても、食べることができません。
だから、そうなる前に、寝て吉、食べて吉。
ガス欠になる前に給油する車のように。
バッテリー切れになる前に充電する携帯電話のように。
そうすれば、途切れなく動けるし、すんなり回復できます。
これ、全く同じことが、運の世界においても言えます。
本当に運が停滞すると、回復しにくくなっちゃうから、そうなる前に補給を心がけて吉。
ちょっと運が悪い程度の人ならば、すぐに幸運を取り戻すことができます。
けれど、ラッキーが枯渇してしまった人は、頑張っても復活までに長い時間がかかります。
どん底の下にはさらなるどん底があり、そこから這い上がるためには、
運を悪くするためにかけた以上のエネルギーを必要とします。
対処は早い方が楽です。
面倒だからと放置してしまった場合、本物の面倒が後に待っています。
例えば、睡眠や食事に関しては、それが習慣になっていて、
『そこまですごく眠くはないけれど、もう夜遅いから寝る』
『我慢できないほどお腹が減ったわけではないけれど、時間だから食べておく』
という方、多いと思います。
運も同じです。
絶不調だから吉方位へ行く、では遅いです。
幸運は、自分の調子の良し悪しに関係なく、習慣的に必要なものです。
運が良いことをするのに理由は不要。
眠るのや食べるのに大義名分が要らないのと同じ。
エネルギー補給とは、そういうものだと思います。
それでは☆

★質問専用エントリー5
ご質問はこちらのコメント欄にて承ります。
記事本文とは関係のないご質問であっても、
こちらにコメントいただければご返信いたします☆
コメント