先日、副社長兼母にお願いして、僕の命名用紙を書いてもらいました。

ご依頼があって彼女が硯に向かっているときに。
ついでだと思って、何となくお願いしてみた記名。
そこには特に深い意味はなかったつもりでした。
でも、出来上がったものを眺めていると、何故か厳かな気持ちになります。

それはこれが、ずっと昔の記憶の再現だったからかもしれません。
自分の名前もきっとこうして神棚に祀られ、誕生を祝福してもらったのでしょう。

そんなことを想像すると、ハートの奥にズンと来る何かがありました。
西企画では、命名をご依頼いただいた際、
心を込めて命名用紙に毛筆で記入しお送りいたします。
そのため、日々、書道の練習に励み、先日、副社長兼母は有段者となりました。
ご依頼をいただいてから、鑑定をし、命名用紙をお送りする。
その一連の流れに対する強い信念・信条は、
以前、以下のエントリ−にてご紹介したことがあります。
★命名鑑定 ー西企画なりのこだわりー
・名前を付ける
・名前を付けられる
・名を名乗る
・記名する
・署名する
それらの行為は、当人の生涯の運に、強く影響するとても大事な行為です。
氏名は使命。
そこには、画数や音の響きだけではない、様々な意義が込められています。
★持って生まれた氏名と使命
だから、命名とは、とても真剣で、重要で、難易度の高い課題だと思います。
僕自身、ご依頼をいただき、名付けのお手伝いをする際には、震えます。
慣れることはありません。
『これでこの小さきひとの生涯が決まるんだ』
そう思うと、毎回、とても恐ろしい何かと相対しているような気分になります。
今年の運勢や今月の吉方位をご提案するのとは異なる、桁違いの重圧を感じます。
その分、命名に関しては、確かな自信を持ってご提案をします。
その氏名を名付けるにおいて相応しい確固たる必然性や、
その使命を与えるに足る間違いない必要性を、十分に揃えた上でこそ、
シリアスなプレッシャーに打ち勝ち、それをはね除けて結論を出すことができます。
そこまで練りに練らないと、怖くて名付けなどできません。
その際、僕が最も重視する項目が、名前の意味です。
もちろん、陰陽・五行配列や画数、文字数、
その他のバランスや時代背景等の基本も考慮しますし、
ご両親の要望には最大限添えるように努力します。
けれど、何より大切にするのは、名前の意味です。
それこそが、命名の必然性であり、必要性となります。
名前の意味とは、抽象的に説明すると、
『あなたの名前にはどんなメッセージが込められているの?』
と尋ねられたとき、自信を持って答えられる何かです。
それは具体的に説明すると、
・そこに込められた親から子への願い
・そこに宿る当人の特色や個性
・漢字の字義が示す物語
などのことです。
名前が意味するストーリーは、どんなものなのか?
それが明確に分かりやすく説明できるかどうかで、命名の良し悪しは決まると思います。
命名鑑定のご依頼を承って僕がお役に立てるのは、そのお手伝いです。
親が子へ与えるのに、最も素敵だと思える物語を、どう整えていくか。
そこに、どんな願いや想いを込めていくのか。
そのためには、どんな文字を選び、どう組み合わせていくのか。
画数が良いだけの名前も良いでしょう。
流行の有名人や漫画の主人公にあやかる方法もあると思います。
どんな名前であろうと、親が子を思う気持ちは等しく素晴らしいはずです。
でも、そこに運の要素を加えたいと願う場合。
画数や流行以外にもある、名に込めるべきストーリーも、意識してもらえたらと思います。
それでは☆
P.S
敏とは、賢く意識が良く働く様。または機敏に良く動くこと。
央とは大きく広い様。または真ん中のこと。
敏央とは、世界の真ん中で賢く動くこと。
僕の名に宿る物語であり、両親から託された願いは、そういうものです。
★質問専用エントリー5
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記事本文とは関係のないご質問であっても、
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ご依頼があって彼女が硯に向かっているときに。
六白金星 丙辰
命名 敏央
昭和五十一年五月十四日生
ついでだと思って、何となくお願いしてみた記名。
そこには特に深い意味はなかったつもりでした。
でも、出来上がったものを眺めていると、何故か厳かな気持ちになります。

それはこれが、ずっと昔の記憶の再現だったからかもしれません。
自分の名前もきっとこうして神棚に祀られ、誕生を祝福してもらったのでしょう。

そんなことを想像すると、ハートの奥にズンと来る何かがありました。
西企画では、命名をご依頼いただいた際、
心を込めて命名用紙に毛筆で記入しお送りいたします。
そのため、日々、書道の練習に励み、先日、副社長兼母は有段者となりました。
ご依頼をいただいてから、鑑定をし、命名用紙をお送りする。
その一連の流れに対する強い信念・信条は、
以前、以下のエントリ−にてご紹介したことがあります。
★命名鑑定 ー西企画なりのこだわりー
・名前を付ける
・名前を付けられる
・名を名乗る
・記名する
・署名する
それらの行為は、当人の生涯の運に、強く影響するとても大事な行為です。
氏名は使命。
そこには、画数や音の響きだけではない、様々な意義が込められています。
★持って生まれた氏名と使命
だから、命名とは、とても真剣で、重要で、難易度の高い課題だと思います。
僕自身、ご依頼をいただき、名付けのお手伝いをする際には、震えます。
慣れることはありません。
『これでこの小さきひとの生涯が決まるんだ』
そう思うと、毎回、とても恐ろしい何かと相対しているような気分になります。
今年の運勢や今月の吉方位をご提案するのとは異なる、桁違いの重圧を感じます。
その分、命名に関しては、確かな自信を持ってご提案をします。
その氏名を名付けるにおいて相応しい確固たる必然性や、
その使命を与えるに足る間違いない必要性を、十分に揃えた上でこそ、
シリアスなプレッシャーに打ち勝ち、それをはね除けて結論を出すことができます。
そこまで練りに練らないと、怖くて名付けなどできません。
その際、僕が最も重視する項目が、名前の意味です。
もちろん、陰陽・五行配列や画数、文字数、
その他のバランスや時代背景等の基本も考慮しますし、
ご両親の要望には最大限添えるように努力します。
けれど、何より大切にするのは、名前の意味です。
それこそが、命名の必然性であり、必要性となります。
名前の意味とは、抽象的に説明すると、
『あなたの名前にはどんなメッセージが込められているの?』
と尋ねられたとき、自信を持って答えられる何かです。
それは具体的に説明すると、
・そこに込められた親から子への願い
・そこに宿る当人の特色や個性
・漢字の字義が示す物語
などのことです。
名前が意味するストーリーは、どんなものなのか?
それが明確に分かりやすく説明できるかどうかで、命名の良し悪しは決まると思います。
命名鑑定のご依頼を承って僕がお役に立てるのは、そのお手伝いです。
親が子へ与えるのに、最も素敵だと思える物語を、どう整えていくか。
そこに、どんな願いや想いを込めていくのか。
そのためには、どんな文字を選び、どう組み合わせていくのか。
画数が良いだけの名前も良いでしょう。
流行の有名人や漫画の主人公にあやかる方法もあると思います。
どんな名前であろうと、親が子を思う気持ちは等しく素晴らしいはずです。
でも、そこに運の要素を加えたいと願う場合。
画数や流行以外にもある、名に込めるべきストーリーも、意識してもらえたらと思います。
それでは☆
P.S
敏とは、賢く意識が良く働く様。または機敏に良く動くこと。
央とは大きく広い様。または真ん中のこと。
敏央とは、世界の真ん中で賢く動くこと。
僕の名に宿る物語であり、両親から託された願いは、そういうものです。
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記事本文とは関係のないご質問であっても、
こちらにコメントいただければご返信いたします☆
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