簡単に手に入る運は、小さいけれど早い。


簡単に手に入らない運は、大きいけれど遅い。


どちらが良いか悪いかではなく、


『今、自分に必要なのはどちらなのか?』


で判断しないと間違える、という話です。


早ければ良いというわけではないし、大きければ良いというわけでもない。


大きな運を簡単に手に入れようとすると、失敗するし、


『大きな運が簡単に手に入りますよ』


という美味しい話を真に受けると騙されます。


早い運を望むのに、難しいことばかりしているのも、ノーセンス。


早さを狙うなら、最も身近で最も簡単なところから手をつけるのが、
最も合理的で自然の流れに見合った動き方です。


例えば。


今、日常を彩る素敵な縁が欲しいと願うなら、
高額なセミナーやファッションやサービスに頼るより、
日常会話や挨拶や気遣いを見直す方が効率的かつ効果的です。


何なら、今日、今すぐに成果を実感できるでしょう。


例えば。


人生を決定付ける強力な縁が欲しいと願うなら、
安易な自己啓発本や手軽なファストファッションに手を出すより、
一定以上のお金と時間と労力がかかったとしても、


★住環境の改善
★労働環境の見直し
★人生設計の修正


を、本腰入れて行った方が見返りは大きいです。


1人では難しい場合、その道の専門家に依頼して、
手伝ってもらうのも良いと思います。


建築士やキャリアコンサルタントや、
ファイナンシャルプランナーなどはそのための存在です。


住まいを見直し、ビジネススタイルを変え、
人生そのものを再構築するのは、
成果云々を待つ前に、その作業自体にかなりの時間を要します。


でも、遅れてやってくる恩恵は大きいです。


念のため、繰り返します。


早く大きな効能は、ありません。
それは自然の摂理に反します。


仮に実際に早く効く大きな効能があったとしたら、
そこには必ず何らかの副作用が伴います。


そうやってバランスを保とうとするのがこの世の仕組みです。


1万円の開運財布に、その何十倍もの臨時収入を期待するのは間違っています。
10万円のご祈祷で理想の結婚相手が見つかることはありません。
100万円の幸運の壷で変えられる人生なんてないです。


これは開運商法に限ったことではありません。


早い=小さい/遅い=大きい


この使い分けが、生活においても、仕事においても、
交際においても、とにかくあらゆる分野において大切。


早くて大きい効能を狙うときには、そこに潜む反作用も覚悟する。


言われてみれば当然のことも、
切羽詰まったり、欲に目がくらんだり、
自分が不調だったりすると、つい見失ってしまいがち。


むしろ調子が悪いときこそ、上記の運の基本を思い出して吉。


それでは☆


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