2015年1月11日(日)。


毎年恒例、前年の運を火の力で昇華し清める儀式、
どんど焼きに、今回も参加してきました。


準備をして下さる役員の方々と、地元の長老達に感謝。


また、それに参加しようと集まる地域住民、素敵。


そうやって、伝統や文化が受け継がれていくと同時に、
運もちゃんとリセットされて、新しい年を迎える準備が整います。


ちなみに、過去のどんど焼きレポートはこちら。


◆どんど焼き2010レポート
◆どんど焼き2011レポート
◆どんど焼き2012レポート
◆どんど焼き2013レポート
◆どんど焼き2014レポート


ちなみに、念のための説明を。


▼どんど焼きとは

大きな炎で積み重ねた過去の厄を焚き上げ、
新しい年の無病息災を願う火祭り。

左義長(さぎちょう)や道祖神祭り、とんどなど、
地域によって様々な呼び名及び様式があり、
またそのやり方も色々だけれど、火を用いるのは共通。

史実としては、平安時代から続いているほどの、
けっこう古くからずっと続いている伝統的リセット。

・正月飾り
・縁起物
・お守り

など、自分をトラブルから守り、
幸運を招き入れてくれた様々なツールを、
お焚き上げにて処分するには、最適な機会。

※縁起物を燃やすのはダメというルールを持つ地域もある。



弊社からは、


・クリスマスリース
・正月飾り
・1年間頑張ってもらった寄せ木の龍のストラップ
・2014年度に引いたお神籤
・お守り


などを持参します。
01.どんど焼き


うっかり寝過ごしてしまい(晴れた日の2度寝の魔力)、
予定の時間より20分遅れての到着。
03.地域のみんな集合


いつもの河原に地域のみんなが集合。
02.いつもの河原


前日から準備してくださっている繭玉を頂き、
04.繭玉


各自が、ワイワイいいながら焼いていきます。
05.おのおの焼き


到着したら、まず持参したものを、火の中に投入。
この火で焼いた繭玉(お団子)やスルメイカを、
ハフハフ言いながら頂くことで、お清め完了。

焼きながら、顔が真っ赤になるほど強い熱を浴びるのも、
お宝が燃えることで出る煙に全身を燻されるのも、
全部含めて、火祭りのお清めなのだと思います。
06.縁起物を投入


思い通りの焼き色は付かなかったけれど、
これを砂糖醤油に付けて食べるのは、美味しいです。
07.いただきます


僕は幼少期を桐生で過ごし、高校卒業後は東京に出て、
大人になってから富岡にやってきたので、
古くからの知り合いや友達は、ここにはいません。


けれど、こういったイベントへの参加や、
道路清掃や運動会や日々の挨拶を通して、
少しずつ、自分の居場所が育ってきた気がします。


ある日、家に帰ったら、玄関の前に、
大きな白菜が2つドカンと置いてあったりすると、
なおさらその感覚が強まります。


運が良くなる有名な火祭りは、他にもっといっぱいあるでしょうが、


『自分が暮らし帰る場所』


を手に入れるためにも、地元の年中行事、
とても大切な価値と意義を持っているな、
なんてことを考えながら歩いて帰ってきました。


それでは☆