世間一般で用いられる『凶時期』という言葉の意味は、


『その期間、誰もが不調になり、何をやってもダメな運勢』


という感じでしょう。


有無を言わさず、残念な年月。


・厄年
・八方塞がり
・空亡


などと呼ばれる時期が、その代表例(と扱われることが多い)。


気をつければ避けられる災難もあるけれど、
運気低迷であることには違い無し、みたいな。


ところが。


西企画で用いる『凶時期』という言葉の意味は、
一般的なそれとは、ちょっと違います。


『その期間における、環境の変化は、悪い流れに繋がりやすいので要注意』


という主旨です。


環境の変化とは、転職や転居、建築事を始めとする、
人生の大きな節目のことです。


別の言い方をすると、転職や転居や建築事さえ控えれば、
その他の制限は、意外にありません。


少なくとも、


『何をやってもダメ』


ということは決してありません。


この部分、凶時期の紹介をする度に、必ず繰り返し念押ししながら、
誤解のないように気を付けているのですが、それでもなお、


『凶時期は何をやってもダメなんですよね?』
『凶時期は何もしちゃダメなの?』
『凶時期に何かしちゃダメってキツくない?』


というご質問をいただきます。


その度に、何度でも、


『転職・転居・建築を始めとする“大きな環境の変化を伴うこと”のみ凶です』


と、根気良くご回答するように心がけています。


実際の所、


★ビジネススタイルの工夫
★模様替え
★ちょっとしたお買い物


などは、全く問題なくアリなことの方が多いです。


人の好不調は、運勢では決まらないと考えます。
また、何をやってもダメな年や月はないものとします。


西企画においても、転職・転居・結婚など、
人生の大きな決断をするのに良くない時期は、あります。


そのことを『凶時期』と呼びます。


けれどそれは、誰もが無条件で低迷し、
運が悪くなってしまう期間という意味ではありません。


逆に。


吉時期とは、勝手に運が良くなる特別な期間ではなく、
人生の決断・選択をするのに良いタイミング。


吉時期になると何事も自然と上手く行く、というような、
都合の良い解釈は大きな誤解なので気を付けて。


そこで努力し、結論を下し、行動することで運が開けるので、
あくまで幸運は自ら取りに行くものとし、棚ボタは期待しない。


そういうわけで。


今後、西企画のこよみの中に“凶時期”という言葉を見つけても、


『え?あたしってば、運が悪くなるの?』


と誤解しないように気を付けて吉。


それでは☆


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