停滞した運を動かすのに、最も効果的な方法は、運動です。


意志やイマジネーションや理屈などの脳内活動より、
物理的に肉体を動かす方が、止まっていたエネルギーに刺激を与えられます。


ストレッチでもウォーキングでもスポーツでも、
常識的に無理がなければ、手段は問いません。


心と体と魂は、三位一体で繋がっているので、
半ば強制的に体を動かすと、それに連動して心も魂も動き始めます。


心や魂に刺激を与えることより、体を動かしてしまう運動の方が、
最も簡単で、シンプルで、即効性のある、成功率が高い、
停滞サイクルからの脱出方法だと思います。


ただし1つ問題があって。


運が停滞している時は、心・体・魂が止まっている状態にあります。


そう言う時は、運動する気になれない(したくない)のです。


別の言い方をすると。


運動すべき時ほど運動できない。
健康的に体を動かした方が良い人ほど、
自分自身が障壁となって、不健康な停滞のスパイラルに陥ります。


停滞期でも、ある程度は頭は回るので、
運動をしない理由は無数に湧いて出て来ます。


『今はもう少し様子を見てみたくて』
『本気でやらなくちゃ意味が無いから』
『まだタイミングじゃないってハートが言ってる』
『心が納得する時を待とうと思う』
『無理に頑張るのは違う気がする』


とか何とか、もっともらしい言い訳をクリエイティブに量産しながら、
体を動かさなくて良い理由に身を委ねて停滞のぬるま湯につかり続けます。


僕が学んだ知識の中には、


『運は動より生じる』


という言葉がありまして。


『止まっていたら運は動かないけれど、何かすれば何か起こるよ』


という意味合いです。


心の状態や魂の欲求に関係なく、
運を動かしたいならば、体を動かすべき、
というのが、自然の摂理のようです。


・やりたいからやる
・やりたいことをやる
・動きたくて仕方なくて動く
・魂の求めに応じて行動する
・心のままに運動する


というのが本当の理想でしょうが、それができるのは、
すでに運が停滞期を脱している証拠なので、
もうそうなったら、問題は解決してしまっています。


やりたくなくても、やる。
やりたくないことでも、やる。
心や魂のブロックを乗り越えて、やる。


停滞から脱して運を動かすには、どこかでそんなブレイクスルーが必要となります。


その際、大袈裟なことを頑張ってやるのは、重くて当然です。
そもそも、頑張れなんて、誰も言っていません。


停滞から抜け出すためには、歯を食いしばって体を鍛えなくてはならない、
と受け止めた方がここまでにいらっしゃるなら、大きな誤解です。


最も簡単なことから手をつける。
それで十分に運は動きます。


近くの公園にウォーキングするのさえ大変ならば、
その場で5分だけストレッチングするのでも良いです。


5分もストレッチングするなんて、無理がある、と仰るなら、
30秒だけ、肩回し運動をすれば、それで運が動きます。


1回で30秒が大変なら、1日10秒を3日に分けましょう。


忙しく慌ただしい1日の中で、10秒だけ無理ない時間を見つけ、
その場を一切動かず、肩だけ回し、3日過ごすことができれば、
4日目には、停滞した運が動き始めます。


11秒やっちゃダメです。
そんな風に1秒も余計に頑張ってしまったら、無理が生じます。


停滞期なのだから、停滞期なりに、可能な範囲で体を動かせば、それで吉。


そのカジュアルでフットワーク軽いイメージが、とても大切です。


そこまでハードルを下げてもなお、自分の心が、魂が、


『まだ大変』
『そんなの無理』
『気力が湧かない』


と叫ぶならば、さらにもっとハードルを下げましょう。


10秒ではなく、5秒に。
肩回しではなく、指回しに。
3日間ではなく、3時間に。


それが運を動かすということ。


多くの方は、そこまでバッドな状態に陥ることはないはずなので、
近所の散歩や寝る前の腹式呼吸、心地良い範囲でのスポーツくらいなら、
どんなに忙しくても、心が落ち込んでいても、可能なはず。


停滞を感じたら、自分の心や魂へのアプローチを考える前に、
その身体を動かす用事、与えてみてください。


それでは☆


【発売】2015シリーズ販売開始! 〜こよみ・卓上・壁掛け〜


【告知】開運ドリルワークショップ2015@千代田
2015年の行動計画を一緒に立てましょう!



【質問専用エントリー5】
ご質問はこちらのコメント欄にて承ります。
記事とは関係のない内容でも、
こちらにコメントいただければご返信致します。