寝室の模様替えは、その他のインテリアの変更や移動と違って、
運を意識した計画性が必要になると考えます。


なぜなら。


寝る場所(寝所:布団及びベッドなど)の移動に関しては、
選び実行する時期や方位に吉凶があり、
それが当人の運にそれなりの影響を及ぼす、とされるからです。


寝所以外の模様替えには、そこまで大きな制約はありません。
例えば、土用中であったとしても、アリな場合もあります。


一方、布団を敷く場所や、ベッドを配置する場所を移動する場合、
吉時期及び吉方位となるように計画したものでないと、
運が悪くなる(停滞のきっかけとなる)とします。


僕自身、ちょっとテーブルや椅子の位置をずらしたり、
新しく収納を設置したり、場所変更したりするくらいならば、
時期や方位より、無理のない現実的な都合を優先すること、しばしばあります。


けれど、寝る場所だけは、こよみを広げ、計画を練ります。
その時、その場の流れや気分で決めることはありません。


その際、他の専門家の方は、枕の配置や移動を重視し、
その吉凶がどうかを鑑定の要点とするようですが、
西企画ではちょっと異なります。


(枕の位置はどうでも良い、というわけでは、もちろんありません)


西企画の場合、寝る場所の中心地点の移動が吉となるように方位を探します。
寝る場所の中心地点とは、ベッドや布団の四隅を対角線で結び、交わった1点のことです。
それが三尺(約1m)以上移動する時には、運が動くと判断します。


ここまでをまとめると。


1.他と違って寝室の模様替えは特別。
2.寝室の移動というよりベッドや布団の移動が運に関わる。
3.寝る場所を移動する際は、吉時期・吉方位で。
4.移動の方位を探す時は、寝具の中心点を基準にする。
5.中心点を約1m以上動かす時には、吉凶を鑑定した方が無難。


ということで。


更に。


方位を見る際に迷いがちなのが、


・寝室の中心から見てどの場所へ移動するか?
・家の中心から見てどの方位の部屋に移動するか?


ということなのですが、どちらでもありません。


あくまでベッド(布団)を中心とし、そこからどの方位へ移動するかが重要。
分かりにくい時は、布団の真ん中に方位磁石を置いて、
自分が移動したいと思っている場所がどちらの方位になるのか確認を。


寝る場所の中心(ベッドや布団の真ん中)と、
移動先の中心(ベッドや布団の移動予定場所の真ん中)の、
2点を直接で結んだ時、どちらの方位を針がしめしているのかで判断します。


あと、もう1点だけ、方位に関して。


上層階へ上がるのは南への移動として見ます。
下層階へ下がるのは北への移動として見ます。


ナナメ上の部屋に移動しても南です。
一気に3階から1階へ移動しても北です。


眠る場所を変える際、それが確かに同一敷地内での移動なら、
年の運勢は考慮する必要なし(年盤は無視で問題なし)。


月と日だけ吉であれば良しとします。


西企画の発行するこよみには、12ヵ月の運勢の欄に、


『注意』


と記されている期間がありますが、そこさえ避ければ全て吉時期です。


方位に関しては、月盤と日盤を重ね合わせて鑑定するのですが、
いわゆる『月盤吉方位』というのが、寝る場所の移動に適した吉方位です。

http://blog.livedoor.jp/junior24/archives/52519134.html

その具体的な鑑定方法は、長くなるので、ここでは割愛するとして。


要するに、一言で言うならば。


『寝る場所を変えられない年はない』


ということ。


年の制約を受けず、月と日のみで時期及び方位の吉凶を決められるので、
毎年必ず、チャンスに恵まれるのが、寝所移動。


また、今回のエントリ−を読んだ時点では、とりあえず、


『ベッドって、気分で移動するのは控えた方が良いかも』
『子供部屋を与える時は計画的になろう』
『布団はなるべく毎日同じ位置に敷くことにする』


と思ってもらえたら十分です。


それでは☆


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